今週のテーマは…お薦めは先週に引き続いて 上杉鷹山。 岡山県内で100年以上にわたって鉄道やバスなどの交通事業を展開してきた 企業グループそのCEO 小嶋光信さんです。 今週も 先週に引き続きまして上杉鷹山の知恵を味わって頂きます。 これは 鷹山にとっては大ピンチだと思うんですけれども小嶋さんは 最大のピンチというとどんなものがありましたか?バブルが弾けたあとね どんどん…売り上げが下がっていく。
ある年に作られた米沢藩の1年間の収支報告書です。 これによるとその年 米沢藩では更に 払いきれなかった借金の利子が二万八千百五十五両二分。 鷹山は こうした現実に目を背ける事なく正確な収支報告書を作成し重臣に保管させていました。 その一つが 勘定頭出身の黒井忠寄が立案した用水路の整備計画でした。 当時 米沢藩は江戸の豪商 三谷三九郎から三谷との関係修復が必須だと考えます。 三谷は 米沢藩との取り引きの再開を決め更に 新たに1万両の貸し付けにも応じました。
実際に そのマイナス情報を開示したというご経験は…。 自己資本比率が10%を切る時にきちっとどの場面で言ったんですか?それはね 正月の互礼会というんですけどもみんなが お祝いを言う時にゴーンと言ったんですよ。 プラス情報も流すんですか?よく 再建再生の時に脅迫ばっかりしてね社員に 「こうなるから…」と言うとみんな 「もういいわ」と言って。 しかし馬鹿正直も駄目なの。 結局 いわゆる情報を開示する時に…米沢市の北 白鷹町。 清流に恵まれた この地では室町時代から 農閑期の副業として和紙が作られてきました。
こうして鷹山を先頭に 武士や農民まさに 全員が一丸となって開発が進められた 米織。 その結果米織は ブランドとしての信用を確立。 これじゃあ やっぱ 今と一緒でクレームも来てたんですか?そうですね 江戸で販売した反物の長さが短かったというのでクレームがついたので生産者を明確にしてそんなものを作らせないようにするという責任体制にしたわけですね。 そういう意味では米ばっかり作ってても駄目で米以外の貨幣収入が入ってくるようなものをいかにして開発して作るかですね。
鷹山のターニングポイントとなった天明の大飢きん。 このポイントを見てまいりましたが実は その飢きんを教訓に鷹山があるサバイバル・マニュアルを作っていたという話がありましてこれについても 山形の特命店員に調べてもらいました。 主人公ゆかりの地から「知恵泉」の特命店員が取って置きのネタをお届けする…これが米沢牛ですよ。 サバイバル・マニュアル?店長 何の事 言ってんのかな?たっぷり味わったあとやっと任務に取りかかった私。 サバイバル・マニュアルを探してるんですがありますか? サバイバル・マニュアル。
65年以上にもわたって鷹山と「かてもの」を研究。 鷹山の「かてもの」には「根を粉にして米糠と混ぜて餅にすべし」とアドバイスされているそうです「かてもの」では葉を食べるよう勧めていますこれで いいんです。 確かに 野草も立派な料理に変わるんですねかんぞうの酢味噌あえですね。 今 旬の「かてもの」 それからレシピを お送りしますので是非 「知恵泉」の新メニューに加えて頂きたいと思います。 財政再建から福祉から 食糧問題からあらゆるものに目を配っていたと。