♪~それを「冷奴」で感慨を述べているという黒田杏子さんが インタビューをしてそれを まとめたという本で。 さあ 今日は 金子さんとそして 宇多さんというとにかく 俳句界のビッグツーですねお二人が そろい踏みですが。 実際のご投句の中にも非常に 多かったんですがこの「琥珀」が しかもそれが「さ走る」というちょっと このオーバーな言い方ただ 冷奴の上に お醤油をちょっと たらしたという事がこういう句を生んだという事でちょっと びっくりしました。
だから 「冷奴」で「人間」にまで至りつくかと思って「歯に沁みる時 ふと子猫」ぐらいだね。 これは 本当に ご投句の8割方が冷奴とお水でした。 これ 「ビフテキ」なんかでは母の写真一枚だけあって出てこないと思いますね。 津田清子さんは西洋の絵画から俳句作りのヒントをもらいました。 でも 昔 生駒のトンネルから西へ トンネル出ますと大阪平野がず~っと眼下に広がってそれで ゲンゲの花が咲いてるのを見たらあそこで寝転んで一日遊びたいなと思いながら通過してるんですけども。
決してメインディッシュではないんだけど一皿あるとちょっとバランスがとれる。 それも俳句みたいな非生産的なものをやっているのは与太でしょうね母上から見たら。 父の言う事 ヘイケイシなんて言って俳諧師と言わず。 江戸の頃 俳諧師っていいましたねそれ ヘイケイシっていう。 それで 「兜太さん あんたヘイケイシになったんだっちゅうね」って。 死ぬ1か月ほど前に 行った時寝てたのが 起き上がりまして「与太が来たね 与太が来たね万歳」って言って。