「NHK俳句」第2週の選者は小澤 實さんでいらっしゃいます。 今日の兼題は「心太」ですけれども冒頭の句は 小澤さんの?難しかったですね。 身近ですけどね 心太。 この句は 心太好きの女性が夢中になってさあ ゲストをご紹介致します。 今日は お二方の言葉のキャッチボールといいましょうか不思議な句なんですが全部 違えてるのも面白いですね。 心太を作って召し上がってる訳ですね。 心太を食べながらふと目を移すとこれは 心太を高層ビルの上の方の食事処で召し上がってる訳でしょうね。
鉢棚に並んでいる植木鉢ですねそれに 日照雨が降ってるのが細かく見えるんですね。 「三度する日」だからこれは 二度ぐらいした三度目にする前に ちょっと心太 すすってるのかな?そうかもしれないですね。 心太を 箸一本で食べる作法の地方が あるようなんですよね。 和具という所に多佳子先生と行ったのは昭和30年。 俳句始めて 5~6年という時に目の前で泳ぐ海女さんを見るというのは本当に 初めてで何か 驚きでした。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちらのNHKの俳句テキストに掲載されます。
今日は 代表的な俳句の作り方一物仕立 そして 取り合わせこの句は 一句を通して心太の食べ方を詠んでいます。 この句は 「心太」という季語と「シュルレアリスム宣言ぞろり」という季語以外のフレーズで出来上がっています。 心太を食べながら シュルレアリスム宣言アンドレ・ブルトンの詩の宣言を思い出してるのかもしれません。 この 正岡子規という人が実は ニックネームが 心太だったんです。 心太と正岡子規は深い縁があるんです。