日曜美術館「色彩はうたう ラウル・デュフィ」

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この番組のまとめ

日比野さんこの デュフィの作品 見るとなんか 明るく楽しい気分にさせられるそんな作品だなと思ったんですけども日比野さんは デュフィの印象どのようなもの ありましたか?一番最初に見たのは 小学校の頃家にあった画集で見たんですがほんと やっぱり 色と躍動感。 躍動感っていうのは色もそうだけれどもデュフィの線の爽快な軽快なタッチで描いてあるの見てずっと見てても飽きないというか何度見てもいろんな発見があるというそんな デュフィとの最初の出会いがそうでしたね。

デュフィの画家としての素養は海で培われたと言えるのです。 それが デュフィならではの世界なのです。 壁が茶色いけれども 光がグルグル部屋の中に回ってくると当然 外の青色が中にも回ってくるという感覚は彼は 身体的に そういうふうに感じ取って描いてたと思いますね。 世界中の画家の方たちが結構青に取りつかれる方たちが多いなと思うんですけども日比野さんにとって青って どんな存在ですか?僕が生まれ育ったのは海がない所なんです。 それは デュフィ 49歳の頃。 デュフィが編み出した独自の手法です。

一方 デュフィは暗雲立ちこめる時代に人々の心を明るく照らそうとしたのです。 デュフィが色彩に込めた喜びとは?脳科学の視点から読み解きます。 もともと人間の脳にとって 色彩は非常に重要な シグナルなんで一見子供でも描きそうな素朴な絵に見えて実は 色の配置だとか ニュアンスだとかそういうものに対して非常に細かい配慮があると。 僕は そこさえも デュフィのフェイントに引っ掛かってるんでしょうかね。 でも 色をほんとに改めて認識させてくれる フェイントをデュフィは もう画面で絵画で投げかけてて。