「昆虫記」を書き始めたのは55歳の時でした。 最終回は ファーブルが昆虫から学んだ死生観を読み解きます。 ♪~「100分de名著」 司会の…さあ 今回は「ファーブル昆虫記」を読み進めておりますが 最終回。 はたから見てると苦難の人生なんですけども昆虫が好きだそして 昆虫について少しでも たくさんの事を知りたいみたいな一本 筋が通ってる人生なので幸せな感じもしますね。 さて 今回最終回 第4回はファーブルが 「昆虫から学んだ生と死」という事をテーマにお送りしたいと思います。
だけど こんなふうに…ハサミがあって毒針があって全身 これ…サソリを飼育していた ファーブルは飼育箱に虫を放ってサソリと対戦させます。 バッタは サソリを踏みつけますがサソリは反応しません。 上から 針がバッと下りてくるからサソリは もう楽々… 楽勝ですね。 バッタは植物の上なんかにいるでしょ?サソリは 石の下でしょ?はい。 だから バッタとサソリは あんまり出会わないかもしれない。 ファーブルは そういう昆虫を見て人間については どんなふうに思ってたんでしょう?サソリが バッタとしない。
また ハチが自分の卵を食べる ツチハンミョウを自らの巣へ運んでしまうという悲しさもあるとファーブルは述べています。 ハチの卵はツチハンミョウの幼虫を生かします。 とにかく オスとメス2匹のツチハンミョウがいたとしてまあ 2匹 成虫になれば一応 種族は保持できますよね。 だとすると 人間が もし本当に出過ぎたところまで人間が 天敵を滅ぼした結果出てきた天敵は人間自身だったわけでしょ。