姉と海原千里・万里を結成しアイドル的な漫才師として大ブレークしました。 芸能界の頂点を極めた2人が大事にしてきたのは…初めて語られるのは壮絶な女の一代記。 そんな彼女が かつて 芸能界を夢みた父親の影響で足を踏み入れた 芸の世界。 それは 父親が家族をメンバーに結成した劇団でした。 父親に連れられ劇団で淡路島の島じゅうを回り歌い続けていた上沼さん。 父親が大好きな 畠山みどりの曲。 それで父が 芸能界に入れたかったというか自分が入りたかったのを夢かなわずして子どもを入れたっていう形なんですが。
当時 「ちびっこ のど自慢」っていうのがあって私は 16回チャンピオンなんです。 15回チャンピオンが今の天童よしみさん。 当時から 彼女はよしみちゃんは吉田芳美ちゃんっていってたんですけど 天才でした。 そんな時パンチのある魅惑的な歌声で一世を風靡した この歌手に上沼さんは心をわしづかみにされます。 「何だ この子は」と思われたと思うんですけどね歌手の夢を諦めた上沼さんは父親の強い勧めで当時 関西で人気者だった女性漫才師海原お浜・小浜に弟子入り。
この人気シリーズでテレビデビューを果たします。 その抜群の美貌に出演依頼が殺到したちまち主演に大抜てきされます。 だから そういうふうに「勝つと思うな 思えば負けよ」っていうのがここから 松坂慶子の女優人生が本格的に始まるのです。 更に その年の「紅白歌合戦」紅組応援団長にも抜てきされます。 でも 私 震えたのは都はるみさんと同じ舞台にしかも 「紅白歌合戦」の大みそかの舞台に私たちも出ていって 後ろでこうやって聴くんですがやっぱり やっててよかったなって思ったと同時にもう 辞めていいなと思いました。
それは 関西の民放テレビ局のディレクター上沼真平さんとの恋。 息が詰まるような恋心をよみがえらせるのは真冬の琵琶湖畔でのデートで聞こえてきた このナンバー。 選んだのは スターの座ではなく…美人女優として注目を集めていった松坂さん。 それが 何か芸能界という道に入ってそれで やっぱり こうスポットライトを当ててもらいでも 終わったあとって 何か祭りの後みたいな寂しさが…。 監督との顔合わせの日衝撃的なひと言を突きつけられます。