地球ドラマチック「ゴリラ愛情物語~家族の絆を見つめて〜」

戻る
【スポンサーリンク】
00:21:47▶

この番組のまとめ

イギリス人生物学者のアンジェリーク・トッドは10年以上にわたって密林で暮らしこの不思議な動物を研究してきました。 ニシローランドゴリラを絶滅の危機から救うため彼らの生態を解明しようというのです。 アンジェリークは至近距離で 群れを観察します。 アンジェリークは群れを率いる オスのゴリラマクンバに何度も試され脅されてきました。 ローランドゴリラの群れにはシルバーバックは 1頭しかいません。 マクンバと彼の家族は 絶滅危惧種を保護する研究対象としても二番手は マルイ。

マクンバの務めは密林の危険から家族を守り群れを 安全に移動させる事。 年を取った マクンバにとってメスたちを狙う 若くて体力のあるシルバーバックは脅威です。 何年もの歳月をかけて ようやくマクンバの群れに近づく事ができたアンジェリークにとっては耐え難い事です。 マクンバは 学術的にもまた 人々の認識や保護活動にも大きく貢献しています。 マクンバには 心強い補佐役がいます。 クンガは 周囲をうろつくシルバーバックを撃退しマクンバを支えています。 胸をたたく 「ドラミング」の音はマクンバへの挑戦状です。

乾季の間シロアリの塚は硬くなります。 マクンバの群れを観察した結果ニシローランドゴリラにはシロアリを食べるための方法がいくつかある事が分かりました。 どうやら マクンバの母親は彼に シロアリの食べ方を伝えなかったようです。 2時間後アンジェリークたちは ようやく群れの近くまで やって来ました。 シロアリを たらふく食べ子供たちは元気いっぱいです。 アンジェリークにとっては幼いゴリラたちの行動を観察するチャンスです。

密猟者から野生動物を守るために「エコガード」と呼ばれる人たちが密林をパトロールしています。 野生動物の肉の密売が増えているんです。 これらの武器は どの野生動物にも使われる可能性があります。 周辺に住む6,000万の人々にとってほとんどの場合 口にできる肉は野生動物しかないからです。 しかし 一部の地域ではありますがアンジェリークのプロジェクトによって野生動物の保護が受け入れられつつあります。 アフリカ中央部に生息するニシローランドゴリラは およそ12万頭。