100分de名著 ファーブル昆虫記 第4回「昆虫から学んだ生と死」

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この番組のまとめ

「昆虫記」を書き始めたのは55歳の時でした。 虫を通して人間の「生と死」について「100分de名著」 司会の…さあ 今回は「ファーブル昆虫記」を読み進めておりますが 最終回。 指南役は フランス文学者で 埼玉大学名誉教授の奥本大三郎さんです。 「荒れ地」 プロヴァンス語でアルマスっていうんですけど荒れ地と 時間を手に入れたわけです。 この年 「昆虫記」第1巻を発表したファーブル。 30年にわたって このアルマスで「昆虫記」を書き続けたのです。

愛する家族と共に アルマスに移り住み昆虫研究に専念していったファーブル。 武器を持ってる 非常に いかにも戦闘的な生き物というので南仏で一番多いのは サソリですよね。 ハサミがあって毒針があって全身 これ…サソリの研究をやってみますよね。 武器を持った人間の戦いというものと サソリ。 ファーブルはサソリが どんな時に毒針を使うか実験してみました。 バッタは サソリを踏みつけますがサソリは反応しません。

地中海沿岸一帯北アフリカから ずっといますからいろんな伝説もあるんですがその一つはサソリは 火に囲まれると火あぶりの苦痛を逃れるために自分の体を刺して 自殺すると。 観察を続けながら 死についても向き合ったファーブルですがファーブルは ツチハンミョウの研究を通してある死生観を持つようになります。 ツチハンミョウは体長およそ30mmの甲虫です。 ハチの卵はツチハンミョウの幼虫を生かします。 ツチハンミョウの幼虫は他の昆虫の餌になります。