地球ドラマチック「ナチスに立ち向かったユダヤ人先生」

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この番組のまとめ

ユダヤ人の子供たちのために立ち上がったのは若い女性の教師でした。 ユダヤ人迫害の真実を ある映画製作者が記録に残しました。 反ユダヤ主義は 子供たちが通う学校の教室にも持ち込まれました。 レオノラ・ゴールドシュミットは11年の経験を持つ教師でした。 私の祖母 レオノラは教師という仕事を愛し一生をささげた人です。 当時のドイツでユダヤ人が学校を開く事は極めて困難でした。 しかし レオノラと 夫のエルンストはある方法を見いだしました。

レオノラの目的は ユダヤ人の子供たちに安全な学校を与える事でした。 そのころ ヒトラーは着々と独裁体制を敷きブライアンは さまざまな場所に自由に出入りする事を許されました。 当初 ブライアンは当局の求めに応じてドイツ社会の労働者や建物を撮影しました。 しかし ブライアンは次第にナチスが撮影を許さないユダヤ人迫害の事実に目を向け始めます。 子供たちは授業で 「ユダヤ人はドイツ人よりも劣るのだ」とユングフォルクという年少者のヒトラー青少年団があり他の子たちと分けられてしまったんです。

1937年3月 ゴールドシュミット・スクールはケンブリッジ大学の入学試験を受けられるドイツでも数少ない学校の一つとして認定されました。 ブライアンは「ユダヤ人お断り」と書かれた看板を撮影しています。 ベルリンの街で ブライアンはユダヤ人学校の ゴールドシュミット・スクールを訪れています。 アメリカに帰国した ブライアンはドキュメンタリー映画の製作に取りかかりました。

ユダヤ人学校 ゴールドシュミット・スクールも被害が心配されました。 当時 学校に ウーリーという名の若いイギリス人の先生がいました。 ゴールドシュミット先生はイギリス大使館を訪ねウーリー先生に 学校を譲りたいと話したのです。 学校がイギリス人の所有物になればナチスによる破壊を免れるだろうというのが 先生の考えでした。 イギリス大使館の担当者は「協力しましょう」と言ってくれました。