そして 終の住みかとなり息を引き取るまでキャンバスの前に座り続けた今回の「日曜美術館」は東京・上野の 東京都美術館バルテュス展が開かれている会場からお届けします。 シュールレアリスムのようにも見えるけれどどこにも属していないというバルテュスは アーティストに愛されるアーティストというような印象が強いですね。 Bonoに関していうと実際に バルテュスの葬儀にも参加をしていたりDavid Bowieは自分でバルテュスの肖像画を描いてそれを バルテュスにプレゼントしたりも。
バルテュスが嫌った シュルレアリストたちと同類視され一方で 一般には見向きもされませんでした。 バルテュスは このアトリエで生涯のテーマと出会います。 バルテュスは この時代に後世に評価される作品をたくさん残しますが貧しさから 抜け出す事はできず創作活動は行き詰まっていきます。 バルテュスって ロリータ・コンプレックスだったというふうにも言われてたりするじゃないですか一部で。 人間関係に行き詰まり 深呼吸が必要だと感じた バルテュスはパリを捨ててどこへ 向かったのでしょうか。
シャシーの美しい自然と光がバルテュスの もう一つの魅力風景画の世界を 確立させました。 フレデリックは バルテュスのお兄さんの結婚相手の 連れ子さんという事で血は つながってはいないんですけれども義理の姪に あたるんですよね。 ロウソクの燭台をイメージした このスタンドはバルテュス自身がデザインした特注品です。 バルテュスは フランスで開く日本美術展の出品作品を選ぶため訪れていました。 バルテュスの ヴィラ・メディチ在任は予想以上に長くなりました。