先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(前編)

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この番組のまとめ

去年 駐日大使に就任したケネディ大統領の娘 キャロラインさんがあのケネディ大統領も絶賛した上杉鷹山という人物。 率先して 改革の道筋を示し藩を救った 上杉鷹山。 今日のお薦めは 上杉鷹山。 どうでしょう 大木さん上杉鷹山という人物。 こういった言葉を言った上杉鷹山という人物どんな人物だったんでしょうか?米沢藩の藩政改革を成功させた名君という事でそれに感銘を受けたケネディ大統領は「尊敬する日本人は 誰ですか?」と聞かれて「上杉鷹山です」と答えたんですね。

これが 民主主義の国であるアメリカの大統領のケネディの気持ちに響いたんでしょうね。 実はね 小嶋さんは 数々の傾いた企業を立て直してきたまさに このテーマにピッタリの現代の上杉鷹山。 大赤字で廃線寸前だった和歌山県の貴志川線も その一つ。 これからですか?これから味わって頂きたいのは小嶋さんのお話も そうですし上杉鷹山の知恵も味わって頂きたい。 上杉鷹山は 先ほどもありました20万両という ばく大な借金を抱えてしまったんですね。 有数の豪雪地帯として知られる…上杉鷹山が再建に力を注いだ場所です。

主義主張もあったんでしょうけどやっぱり 養子の立場でこれまで ずっと上杉家に仕えてきた人たちのクビを切るというのは多分できなかったんでしょうね。 うちも 実はリストラは御法度なんですよ。 では具体的に人員削減ではなくてどういう事をすれば…。 着物は 木綿に変えるなどしてそれまでの藩主の1年間の…そして 藩全体にも倹約を指示しました。 なんと 重臣たちの挨拶が終わるやいなや前例のない この行動に重臣たちは藩主の権威を おとしめるものだと苦々しい顔。

鷹山が特別扱いをした人物の名は…尾張出身の儒学者で鷹山が少年の頃に教えを受けた学問の師です。 人材育成という長期的な視野で取り組む事が武士以外の人々の意識改革も必要だと提案。 武士も農民も 藩が一丸となって尾張藩出身の儒者なんですけど儒学者なんですね。 しかも 非常に人気があって一流の学者なので他の藩も 是非 この細井平洲を自分の藩に招きたいというそういう中で 大金を積んで是非 米沢藩のために働いてもらいたいという事で招いたわけですね。

細井平洲の面白いところは農民とか 町人に対してもいろいろと教えを わざわざ講義に行ってるんですね。 鷹山は 苦しい時でも人材育成にかける金だけは譲れないという人間でしたが小嶋さんは 苦しい時の これは譲れないんだ というものってどんなものがありますか?いくつかあってね私自身が乗ってみたくなるような電車や バスや フェリーやそうなんですよ。 実は 鷹山が そんなに 愛に満ちた人だったのかという事を実際に 山形に特命店員を送り込みまして調べてもらいました。

15歳以下の子供が5人いた場合最後の子供が5歳になるまで手当をあげますよという規則でしたりそれから 一人暮らしの人が年を老いて困った時には一人暮らしだからまずは 親戚の人がそれから 親戚がいなかったらお友達が更に 鷹山は 人々の健康の事まで考えていました鯉を養殖する事にも取り組んでいるんですよ。 ピリッと おいしい!鷹山が あの時代に 子ども手当それから 老人介護の政策これ びっくりじゃないですか?あれ 驚きました。