浅間山の噴火による冷害から始まった米沢藩も 甚大な被害を被ります。 鉄道やバスなどの交通事業を展開してきた 企業グループそのCEO 小嶋光信さんです。 今週も 先週に引き続きまして上杉鷹山の知恵を味わって頂きます。 これは 鷹山にとっては大ピンチだと思うんですけれども小嶋さんは 最大のピンチというとどんなものがありましたか?バブルが弾けたあとね どんどん…売り上げが下がっていく。 鷹山を襲った 最大のピンチ天明の大飢きんですけれどもこちらになります。 ある年に作られた米沢藩の1年間の収支報告書です。
ここで鷹山は 恥や外聞を捨て米沢藩の内情をうそ偽りなく伝えました。 更なる借金まで申し込もうとしている鷹山に最初は あきれ果てていた 三谷。 鷹山は これ以降も 毎年 三谷に事業の失敗や 災害などによる減収を 正直に報告。 武士の体面や プライドを捨てマイナス情報をさらけ出した 鷹山。 それで済んでたものを勘定所の職員に今までの収支決算書を作らせてこれは いかんと思ったのが鷹山なわけですね。 それでも公表するんだというふうに踏み切った鷹山の気持ちというのは?危機感の共有という事でしょうね。
情報開示するのは 組織を強くするという事に 結び付くんですか?やはり 正しい方向性をみんなが持ってる。 マイナス情報を上手に公表して一丸となって 財政再建に取り組んでいった鷹山ですけど更に プラスアルファ藩が豊かになるためにこんな知恵を使いました。 他にも 自分の収入につながる産物はないか?鷹山は 米織を広めるため自ら 生産に乗り出します。 こうして鷹山を先頭に 武士や農民まさに 全員が一丸となって開発が進められた 米織。 私どもはある一定の業績以上を出すと決算賞与を出すという仕組みを作ったんですね。
リーダーの一番大事な事はね自分たちの部下のみんなに仲間にいかに成功させるようにアレンジメントしていくかなんですよ。 主人公ゆかりの地から「知恵泉」の特命店員が取って置きのネタをお届けする…サバイバル・マニュアル?店長 何の事 言ってんのかな?角屋さん! 角屋さん!え? こんにちは。 サバイバル・マニュアルを探してるんですがありますか? サバイバル・マニュアル。 何でも この版木は鷹山が サバイバル・マニュアルを印刷するために作ったものだとか版木の数は 全部で 28枚。
なるほど 実際 本当のサバイバルにも役立ったという事なんですね。 ここで なんと 「かてもの」を自宅の庭で栽培している人がいるという情報をゲット特命店員の深澤です。 好きが高じて 自分の庭で育てる事にしたんだそうですこれは じゃあ あれですか?鷹山が書き記したものにもそういう食べ方は…。 鷹山公が亡くなられてから約20年後ぐらいに天保の飢きんがありましたね。 今 旬の「かてもの」 それからレシピを お送りしますので是非 「知恵泉」の新メニューに加えて頂きたいと思います。