小劇場ブームの立て役者で常に 日本の演劇界をけん引してきた演出家。 中国人監督の熱烈なオファーで出演した この作品で…その翌年には 山田洋次監督の作品「たそがれ清兵衛」に出演。 今まで きれいだなとかちゃんと働きかけるような表現方法が演劇の常識をいつも 軽々と超えてきた野田秀樹でした。
何か だんだんロンドンそのもので 芝居をイギリス人と 1本作ってみたいって気持ちにだんだん なってったんだけどこれが なかなかそれが実現できない国なんだよね。 実はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーっていうでかいカンパニーが 急にその時間のところにそのころ まだ ホテル暮らししてたんで。 さまざまな困難を乗り越え野田が自分の作品をロンドンで上演できたのは 47歳の時。
野田は 「RED DEMON」の反省から次の作品は最初から英語で作る事を決意。 イギリス人のスタッフと猛特訓した英語で議論を交わしながら作品を作り上げました。 挑戦し続ける事とかあと 満足しないという事とかそういう事の集大成が最終日に感じられて自分も そういう人間でいたいなって思ったりしたんですよ。 考えてみれば 自分の物の作り方それが 結局「赤鬼」の時の事を考えて「BEE」の時は全然違うふうにできたという。 りえは その後も 野田作品に参加。