日曜美術館「ガラスの巨人を超えろ!ガレに挑んだドーム兄弟」

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この番組のまとめ

ドーム兄弟は 時代が求める新たなデザインを生み出そうと偉大な先駆者であるガレを乗り越えようという強い思いが彼らを駆り立てたのです。 本当に こう 間近で見ると花びら一枚一枚しっかり描かれてますしまさに このドーム兄弟はあの巨匠 ガレと同じ時代植物をかたどった流れるような模様。 ドーム兄弟の歴史は1870年 フランスとプロイセンの間に起きた普仏戦争に遡ります。

ここには急成長した ドーム兄弟とうっすらと透けているようなデザインです。 同じように 植物をモチーフにしながら独自のデザインを生み出す事はとても難しい事でした。 その事が デザインの責任者弟のアントナン・ドームを悩ませます。 ドームにしかできないデザインとは何か。 ガレの工場ではデザインだけでなくあらゆる工程でガレ自身が采配を振るいました。 そして 新たなデザインの開発を託したのがアンリ・ベルジェという デザイナーでした。

国際競争が激しくなった時代世界中から集まった最新技術を見ようと5,000万人が足を運びました。 ガラス工芸作家の伊藤けんじさんにガレの技法を再現してもらいました。 スタジオには ガレとドームが競い合った技法で作られた作品が10年足らずしか作られていなかったんですね。 認めてたからこそ徹底的に打ち負かしたいという事で再び 審査員にはならずコンクールに出て私たち これを「超絶技法」と呼んでおりますが他に追随を許さぬ技法。