先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)人がほれ込むリーダーとは▽本田宗一郎・後編

戻る
【スポンサーリンク】
23:38:21▶

この番組のまとめ

今日の「知恵泉」も 本田宗一郎。 鮎は 本田宗一郎と関係あるんですよね。 宗一郎に怒られた人は新入社員からベテランまで数知れず。 大学で精密工学を学んだ川本さんは研究所に配属されます。 宗一郎のもと数々の自動車エンジンの設計に携わった 川本さん。 どなられながらも 宗一郎のものづくりにかける情熱に長年 宗一郎と 身近に接したからこそ分かる エピソードを大いに語ってもらいます。 宗一郎の知恵 ご覧頂きましょう。 到着するやいなや 宗一郎が怒りの形相で出迎えました。

しかし それが あまりにもコストのかかる案ばかりだったため宗一郎は自分の利益を求めるための私心では怒りませんでした。 要するに 宗一郎哲学ですね。 後で考えてみますと大社長の大経験者が入ってきた2~3年のにいちゃんに全身全霊を懸けて 怒って教育してくれたんだなと。 その技術者にアンカレジから 電報打って。 しかも当時のアンカレジからの電報ですよ。 今 携帯電話で「おい 俺 アンカレジだけどお前 体 大丈夫か」って聞いてるんじゃないんですよ。

結局 怒る人と怒られる人の関係の信頼関係がきちっとしてないんじゃないですか?ほんとに この人が信頼できる人だという事になればやはり 聞く耳持ちますよね。 ありますけども基本は やっぱり人間と人間の信頼関係ができてないところにハラスメントというふうに受け取られちゃう問題があるんじゃないかなと私は思いますね。 信頼関係が きちんとある。 忘年会の席かな? ちょっと宗一郎さんが酔ってきたら宗一郎さんも 誰がやってる目的は何だっていうのは分かってるわけです。 何か そのやり返しも信頼関係を感じますね。

ご自宅へ行った時にですね恐る恐る 「実は こういう理由で誠に申し訳ないのですが土曜日に 日程を入れさせて頂きたい」と言ったら土曜日に そんな事いちいち スケジュール入れるなんてとんでもない。 宗一郎は 創業 間もない頃からそれを大切にしていました。 しかし 宗一郎は 真っ先に便所を水洗に改装するよう命じます。 宗一郎さんが 「これなキャンプに行ったりするだろう」と。 10代の終わり頃に自動車の修理業というのは心の修理業だって 気が付いたって後で書いておられるんです。

宗一郎というのは 成功もあればたくさんの失敗をして負けを感じる時もあったんですね。 天才技術者 本田宗一郎。 しかしHondaの若い技術者たちは何とか 低公害のエンジンを開発できないか奮闘していました。 そんな中 宗一郎が若手に ハッパをかけるためこの発言に若手技術者たちは 反発します。 専務の河島は若手の思いを 宗一郎に伝えます。 1972年 若手技術者たちは世界で初めて マスキー法をクリアーする低公害エンジンの開発に成功。