日本一 コンサートをする男と日本一 ロックなクリエイター。 ♪～ＣＭやポスターキャンペーンなどを手がける広告業界の 売れっ子クリエイターです。 日本のトップクリエイターとして常に斬新な手法でメッセージを伝える箭内。 ミュージシャンとクリエイター。 当時 豊かな家庭のシンボルといわれたバイオリンを ３歳で始めます。 僕 バイオリン ３歳からずっと やらされてたんでだからね 聴く曲も やっぱりクラシックの曲を聴くぐらいしか…。 小学校を卒業した さだは両親の期待を背負い一人 バイオリン修業のために上京します。
それで 「サウンド・オブ・サイレンス」ってちょうど中学の１年生だから英語の辞書で引くと 「沈黙の音」。 バイオリン修業のため上京したはずなのにギターの魅力に取りつかれたさだ少年。 バイオリン弾いてるから全然 普通に弾けるの。 多額の学費をかけたにもかかわらずそれもね だだっ広い海だと不安になるけど長崎って すり鉢のっていうのは 音楽学生ってすごく お金が要るんですよ。 うちの家計では ちょっと音楽学生 育てらんないなって思うところもあって。 このころ「Ｔｈｅ Ｄｏｃｋ ｏｆ ｔｈｅ Ｂａｙ」を聴いてたね。
ジャズバイオリニスト ジェリー・グッドマンを中心にしたピンク・フロイドとかキング・クリムゾンよりもフロックの方が僕らには 新しくて刺激的でこういうのやりたいねって吉田と言ってたの。 デビュー翌年亡くなった いとこへの思いとふるさとの情景を重ねて描いた「精霊流し」が大ヒット。 箭内は デザイナーとして大手広告代理店 博報堂に入社。 しかし メッセージを伝えようと力み過ぎたせいか売れるデザインが作れない。 かっこいいデザインを作らなければという強烈なプレッシャー。
ＣＭプランナーに転向した箭内がまず やった事は 金髪にする事。 ＣＤが最も売れた１９９０年代後半箭内は 憧れだった音楽にまつわる広告で初めてのヒット作を生み出します。 快進撃を支えたのは箭内だけのやり方 クリエイティブ合気道。 昔 合気道のビデオを会社の先輩に見せて頂いてすごい達人のおじいさんがいて指一本で 大男をポ～ンって投げるんですよね。 「合気道って何だ？」って思って相手の力を使って遠くに投げ飛ばすんだっていう話を聞いてこれは クリエイティブにも応用できるんじゃないかと思ったんです。