今からおよそ3時間前、ソチオリンピックのスキージャンプ男子ラージヒルで、葛西紀明選手が銀メダルを獲得しました。 冬季史上最多、7度目のオリンピックに挑む、葛西紀明選手41歳。 21歳で迎えた自身2度目となるリレハンメルオリンピックでは。 しかし、その4年後の長野オリンピックでは。 以降、3大会連続でオリンピックに出場するも、表彰台は遠ざかっていきました。 悲運のエースが、オリンピックメダリストに変わった瞬間。 ついに手にした、オリンピックの個人のメダル。 7度目のオリンピック。
葛西選手、みごとな銀メダル。 個人では初のメダル獲得となった葛西選手のことですよね。 そして、改めて、7大会連続出場の葛西選手のこれまでのオリンピックの成績を見てみましょう。 一応、葛西選手はこちら、右側、団体ではメダル獲得があったんですが、こちら、真ん中のところ、個人ではこれまでメダル獲得がありませんでした。 ただ今回、銀メダル、41歳にして、最高成績を残したという葛西選手です。
試合前、競技前に、練習ジャンプが行われるんですが、それも途中で打ち切り、さらには1本目の競技開始も15分遅れるという、難しいコンディションの中だったんですが、さすがはそのあたりはベテランですね、荒川さん。
女子初の金メダリストの荒川さんからご覧になって、男子初の金メダリスト、羽生選手、いかがですか?バンクーバーオリンピックのときに、男子では初めて、メダルを高橋大輔選手が手にして、それを見て、たぶん、羽生選手という世代は、もうオリンピックで自分たちも頑張ったらメダルがとれるんだというふうに感じて、今度は金メダルに、頑張ったら手が届くんだというふうに、羽生選手の世代の下の選手たちは思えた希望になったのではないかどうご覧になりました?恐らくショートプログラムの前までは、それほどオリンピックということを強く意識せず
ご自身の調整のことを考えるならば、ほかの種目に応援しに行くというのは、それはそれで大きなリスクもあるとは思ったんですが、そのあたりというのはどういう気持ちだったんでしょうか?いや、やはり、なんかみんなのパワーをもらうのと、あげるのと、なんかそういう気持ちで見てましたし、そしていろんな競技を見ることによって、なんかすごく自分がリラックスできてるなっていう、負けるのもそうですし、勝つのもそうですし、いろんなものを見れて、いろんな競技のそういう悔しさやうれしさを見れて、ワールドカップでも上位に入って、そして、ラ
この違いというのは、自分の中ではどのように捉えてますかね?個人っていうのは、本当に自分の力でもぎ取らなきゃならないオリンピックのメダルなので、今シーズンは本当に調子よくシーズンを迎えられて、そしてオリンピックで、皆様の期待どおりにっていう、プレッシャーもありましたけど、それに打ち勝って、自分で個人戦のメダルをもぎ取ったっていう、団体で銀メダルをとったあと、ルールの改正などあって、本当に苦しい時期もあったと思うんですけれども、この20年間を振り返ってみて、どんな思いになりますか?逆に毎年変わるルールもあった
プレッシャーという部分ももちろんあるとは思うんですが、これはどっちに転ぶかなという、自分のかけみたいなのもありましたけど、でも、あのプレッシャーの中、本当にいいジャンプができたし、全世界の応援してくれてる方たちにも、僕のジャンプを、そして、なんだろうな、元気というか、もちろんです。 でもね、今、葛西選手自身もおっしゃってましたけど、試合直後に、日本のインタビューがあったんですけど、そこに行き着けない、各国のメディアが、もう、ノリアキ、ノリアキというふうに。
また、日本選手団の主将ということで、スキージャンプだけではなくて、日本選手団全体のいい空気になってるんじゃないかな、きょうのシューイチは、ソチオリンピックスペシャルです。 羽生結弦選手が、フィギュアスケートを始めたのは、4歳のとき。 すか?やはりオリンピック、ソチオリンピック出場と、できればそのソチオリンピックで、自分のパーフェクトな演技ができたらなと思います。 ソチオリンピックに向けて、本格的な4年間が始まりました。 この年の試合では、すでに4回転ジャンプを成功させていた羽生選手。
バンクーバーオリンピックで、キム・ヨナ選手を金メダルに導いた、ブライアン・オーサー氏を新コーチに迎え、2種類の4回転や、基礎のスケーティング技術を学びました。 羽生選手にとって、初めてのオリンピック。 今、見ましたこの羽生選手の19年というのは、日本の男子フィギュアが王座をついに勝ち取る、すけど、やっぱりここで本当に大輪の花が開いたなっていうふうに思いますよね。
そういったやっぱり人間力というものも、一つの羽生選手の魅力だと思いますけどね。 荒川静香さんが、トリノのオリンピックでメダルをとったあとに、いろんなアイスショーをプロデュースするんですけど、そこに震災直後の羽生選手も出てくるんですよね。 羽生選手、金メダルをとったことで、これからできることがあると思うということも語っていて、これからの羽生選手が、どんなことをしてくれるのかということも、いろんな人が待っているんじゃないかなというということも感じます。
メダル候補のパトリック・チャン選手と羽生選手が登場。 羽生はこのショートプログラムで、ジャンプを2つ、後半にもってきています。 トリプルアクセル。 高い!トリプルルッツ、トリプルトーループ。 うわー!世界最高得点をオリンピックの舞台で出しました!すごい!羽生選手の新記録のあとに登場したのが、カナダ代表、パトリック・チャン選手。 トリプルアクセル。 トリプルアクセルの着氷で、バランスを崩してしまいます。 舞台裏では、自分の順番が来るまで、気持ちを盛り上げている羽生選手の姿が。
日本男子フィギュア史上初の金メダルを獲得しました。 メダルセレモニーの行われるメダルプラザです。 メダルプラザでは、そして日本男子フィギュアの夢をかなえる金メダルです。 一日本国民として、まずこうやって1つ、今からおよそ6時間前、フィギュア男子金メダリスト、ここに刻まれてるんですね。 私も自分の演技が終わったときよりも、メダルを手にした瞬間のほうが、だんだん悔しさより、喜びがシフトしてくる瞬間だったので、さっきのメダルセレモニーでのこの表情を見てたら、そうなのかなと思いましたけれども。
本当に、本当に荒川さんがトリノで金メダルをとったときに、僕がまだ小学生だったんですけれども、とにかく、そしてまた持ち合わせた技術と、そして精神的な強さ、いろんなものをこれまでも感じてきたんですけれども、精神的に、緊張したとおっしゃられたショートプログラムでも、一番伸び伸び滑っていたように見えたんですが、そのメンタルの強さは、昔からですか?緊張はするのは嫌いじゃないんですよ。
それぞれの点数を見てみますと、演技構成点で見ますと、ショート、フリーともに、羽生選手、チャン選手に及んでないんです。 ですけれども、技術点ではともに羽生選手がチャン選手を上回っています。 羽生選手の技術がチャン選手の表現力を上回った結果が、この金メダルにつながったということになります。 ところが、聞きますと、羽生選手は小さなころからちょっとぜんそく気味で、特に2012年のカナダでの合宿の際には、ぜんそくの発作に襲われてる。
2006年トリノオリンピック。 高橋選手は、日本男子として初めて、オリンピックで銅メダルを獲得しました。 オリンピックという大舞台で、日本人初の、男子初のメダルがとれたことは、本当にすごく自信にしたい、誇りに思いたいと思います。 さらに高橋選手は、この年の世界選手権で、金メダルを獲得。 これで最後の演技になるかもしれないなと思ったら、代表の最後の一枠に名を連ねたのは、高橋選手でした。
最後の舞台となる世界選手権大会は、来月・3月に行われる予定です。 本当にかみしめた、ソチオリンピックではなかったかなと思います。 さあ、ここまでソチオリンピックの話題でお伝えしてまいりました。 北日本と北陸は、雪が降り、大雪の所があるでしょう。 東北北部と北海道を中心に、30%以上で、高めの数字です。 北日本と日本海側は、雪の降る日が多いでしょう。 雪どけによる川の増水や、さて、今からおよそ5時間前、見事、銀メダルを獲得した葛西紀明選手。 長年、共に戦ってきた原田雅彦さんから、祝福のコメントが届きました。