霧島先生。 これから 2回目の バチスタなんだよね?例の女子高生の。 霧島先生。 送った資料 もう見てくれたかな?次期教授が就任すれば 敵対する派閥は学外へ追放される。 加藤先生は どうなるの?体調は万全。 これより バチスタ手術を開始する。 優秀なチームが 必要だ何言ってんの!?研修医よあいつは まだ 医局に染まっていないゼロシルク。 それより 下手くそな 外科医が 出血量 増やして結局 輸血しなきゃ いけなくなるほうが 心配だぜ。 それで わたしに 何か用?野口先生の改革案は 画期的です。
で?僕は 霧島先生を推薦するから君は もう 教授選に 立候補すら できないんだよ。 何?そのために わたしの バチスタの これまでの研究データは変性部位の特定に 役立てれば それでいい。 何ですかね?改まって バチスタチームの慰労会って。 野口教授は?これまでの研究データを渡し今後も 変性部位の特定を 目指すということで野口教授の了承は得たわ。
そこで野口先生の改革案を さらに一歩 推し進めた新改革案を提出したいと 思います。 外部から 人材を求めようが推薦した教授の 影響力によって 今度は 投票自体が有名無実化つまり 明真の全医局員による 直接投票制です。 直接投票!?そんな!?そして この選挙が 有効なものになるには対立候補が必要。 よって 私 救命救急の 鬼頭笙子は胸部心臓外科 次期教授に現助教授の 加藤晶を 推薦させてもらいます。 あなた 霧島の母親のこと 知ってるの?母親?あなたね 教授選っていうのは 怪文書が飛び交う 情報戦よ。