ボクらの時代

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この番組のまとめ

インタビューしたときに 何語で しゃべってるか分かんなくなっちゃったんです。 2人で話すってこと自体が… インタビューじゃないんでしょ。 お食事か何かに行ったの?それはインタビューだったんです。

だから テレビなんかは 例えば50代のニュースキャスターって いないんですよ もう。 「安藤さんには いつまでも トップをね 走っていただきたい」「それは 私たちの励みでもある」あらゆるニュースキャスターの ふたとなり。 生き残って 誰も生きたこと ないような 脚本家人生を私は生きようと思わないと…。 ニュースの番組やってるころに よく ホントに 安藤さんとか優秀な女性キャスターが どんどん出てきたでしょ。

あの だいたい 大統領とかの インタビューをするときに…。 そうすると… ろくに 相手の答え 聞いてなくて自分の用意してきた質問をいかに つつがなく カッコ良く やるかに終始したときは全部 失敗です。 あんたが 奇麗に カッコ良く 見えればいいのかっていうもう エゴの塊みたいな インタビューで相手の話なんか ちっとも聞いてないんですよ。 誰々に会ったの?ええ~?クリントンさんにも会ってるし ブッシュさんも会ってるしシラクとか。 でも 松本 清張先生とかね 五味川 純平先生 五味 康祐先生。

絶交したことによって 書簡を交わしたりとか世の中で活躍している人の 若いころの話 聞くとたいてい ケンカしてるの 男の人は。 ケンカしないんだ。 親ともケンカしてない。 俳優養成所に行ってたとき 男の子が よく殴り合ってましたよ。 親ともケンカしないし。 傷つくでしょ やっぱり ケンカすると。 だから 傷つく前に もう ケンカもしないし恋愛もしないし みたいな… なってるんじゃないですか?でも だから いじめるんじゃないですかね。 ケンカしないから。

私たちが 子供の時代に もし そういうのがあったらきっと 親に反対されながら やったと思うの。 私も戦後生まれだけれども やっぱ あの戦争を体験した親たちは子供に ああいう思いは 二度とさせたくないっていって一生懸命 一生懸命 こう子供が 心地よく 幸せになる方向で育てて。 それを 今は 子供に遠慮して 気 使って傷つけないように 育ててるっていうところに問題があるってことかしら。

結局 人間… これ 秋田に 自殺の取材に行ったときにね。 例えば 孫のお弁当を作るのは私の仕事っていうのを 取り上げられたときに「あっ もう この家で 私は必要ないんだ」ってつまり 評価されるっていう対象… もとが なくなったときに「あっ もう 生きてても無駄だ」 って思うもんなんですって。 生きてる以上は 何とか 一生懸命 やっていこうと思ってるし。 私 クリントン大統領ってさお会いしたこともないけども 安藤さんのように。