相棒セレクション 相棒7 #5

戻る
【スポンサーリンク】

ついに最終回を迎えました」「さて本日最初のお葉書は木下肇さん」「本日の1曲目は悲しい時でも温かい気持ちになれる曲をお届けします」「チャイコフスキーの『交響曲第5番第3楽章』です」♪~もしもし木下ですけど。 「チャイコフスキーで『交響曲第5番第3楽章』でした」やっぱ課長には荷が重いんじゃないんですか?警視庁を代表してインタビューなんて。

亡くなった西田春香さんがDJをしていた番組の担当で私生活でも恋人だったそうです。 西田春香さんはいつもどちらを?関係者出入り口を。 関係者出入り口の自動ドアが故障したんで夜6時からは正面玄関を使うようにと今日になって通達がありました。 西田春香さんですねぇ。 まるでリッジウェイのハー・マジェスティー・ブレンドを思い出させる素晴らしい番組でしたねぇ。 まぁ実行犯はそうかもしれないんですけども実はラジオ局内に協力者がいる可能性があるんですよ。 西田春香さんを恨んでた人物に。

もしもローラさんの熱狂的なファンで思いあまって西田春香さんを殺害したのならば自殺はしなかったのじゃあありませんかねぇ。 それを見届けなければ木下の西田春香さん殺害の意味はなくなります。 つまり木下が西田春香さんを殺害した動機は他にあるのではないか…と。 そこなんですよ…!もしも殺害が計画的だったならば木下は土曜日ではなく西田春香さんが確実にラジオ局に現れる月曜日から金曜日を狙うはずなんです。 その木下に西田春香を殺して欲しいと依頼した人物がいた。

ここを出た2時6分頃トイレではなくトイレとは逆の方向にある公衆電話に向かう途中でそのリハーサルを耳にする以外ありません。 その時番組ではチャイコフスキーの『交響曲第5番』が流れていました。 西田春香を殺害するよう依頼しましたね?違います!私…私は…確かにこの10年人生も恋愛もプライベートも何もかも犠牲にしてただリスナーの方々に素晴らしい音楽と楽しいお話をお届けしようと努力し続けてきました。 チャイコフスキーの『交響曲第5番第3楽章』です。

亀山君この写真はいつ撮ったのでしょう?番組終了直後ですけど。 そしてこれが番組終了直後。 あったんじゃありませんか?なんのために…?それは木下に自分と間違えさせて神野さんを狙わせるために。 神野志麻子さんだったんですよ。 チャイコフスキーの『交響曲第5番第3楽章』です。 ですから神野さんの容姿を克明に説明すれば木下は人違いして神野さんを殺すだろうと考えた。 番組終了後反省会をするつもりでにもかかわらず打ち上げを理由にラジオ局から先に神野さんを出そうとしていたんです。