世界水泳バルセロナ2013 シンクロ7日目 チームフリー決勝

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驚異の高さを誇るリフトで今大会大躍進を遂げている世界最高峰の美しき戦い。 シンクロ日本が世界水泳に向けて取り組んだリフト改革。 今回の世界水泳では土台の1人となる吉田が急遽、怪我で欠場。 シンクロ王国ロシアもかなわないというリフトの技術は強烈なインパクトを与え高得点に結びつけるのは果たして、どのチームか。

世界水泳バルセロナシンクロナイズドスイミングはまもなく夜の7時を迎えるバルセロナです。 解説は1988年ソウルオリンピック銅メダリストの小谷実可子さんです。 きらびやかなコスチュームで登場してきましたイギリス予選は11位で通過しました。 今回はチームテクニカルルーティンはエントリーせずフリールーティン1本に絞って挑戦をしてきました。 各国ともにロンドンオリンピックを終えて若返りを図りました。

各国、冒頭に大きなリフトを持ってくることが多いのですがそれがビシッと決まるとさあ、いくぞという気持ちになれるので非常に後半楽しみですね。 前半はすばらしかったんですがやはり疲れてきたときにフォーメーションが少しずれたり回転が合わなかったりというぱらぱらとしたところが出てきてしまったのが惜しいんですけれどもでも、随所に入れたリフト1つ1つがすべて非常にインパクトがありましたので印象点としては非常によかったと思います。 各国ともこのチームのフリーの場合は演技の冒頭に見せ場の1つのリフトを持ってきます。

特に個人種目の選手が非常に強くなってきていますので彼女たちが全体をよりレベルアップさせてくれると思います。 ブラジルにとってもこれがバルセロナでの最後の演技になります。 ブラジルは一生懸命泳いでるよという感じだったんですが見せ方も非常に上手になってだいぶロシアのところへ行って指導を受けていると聞きますけど予選は10位で通過をしました。 ブラジルは今までないひと桁順位をとりたいなという声もしていましたが。 今回はオリンピック種目であるデュエットとチームに絞って10人で乗り込んできました。

ロシアの演技は得点や順位は忘れてロシアがどんな演技を見せてくれるか去年のロンドンオリンピックでは初めてオリンピックの舞台でいきなり披露したプログラム。 本当に一瞬も目を離せないのがロシアの演技ですよね。 それにしても去年のロンドンでも金メダルをとったプログラムですがただ、あのときとは今日の8人を見てもメンバーは半数が入れ替わりました。 ロンドンで泳いだ選手はロシアの中でもオリンピックの金メダルの最高保持者になっているそうで。

イタリア、カナダ、日本ウクライナ、スペインと登場してきます。 大幅に去年のロンドンオリンピックからメンバーを入れ替えてきたカナダ。 カナダの選手というのは本当に観客受けする雰囲気のいいルーティンを作ってきますし泳いでいるときも本当に楽しそうに本当にこの選手たちはシンクロが大好きなんだろうなという表情で泳ぐので私も大好きなんですけれども若干、脚の技になったときに少し強さに欠けるといいますか。 ロンドンオリンピックを終えて9人中6人が引退という形でチームを離れました。

ヤマタノオロチの曲線を蛇の雄大さをイメージしながら演技は始まっていきました。 本当に弾丸が飛ばされたような彼女ならではのインパクトがリフトに出ますよね。 ウクライナ、スペイン2チームを残して日本は現在2位です。 勢いと自信を見せたウクライナ。 世界水泳バルセロナでウクライナ初のシンクロメダルをとりました。 ウクライナ、チームフリー。 チームのリフトの高さが世界の中でインパクトを与えウクライナのチームをここまで押し上げてきたきっかけとなりましたからね。

これから場内ではウクライナの得点が発表されます。 10年前に行われたこのバルセロナでの世界水泳でスペイン、チームフリーテーマは輪廻転生。 シンクロナイズドスイミングの花形種目ともいわれます世界水泳で最高の演技を見せるためだと選手たちは語ってくれています。 10年前は明日行われるフリーコンビネーションでスペインシンクロ初の世界大会のメダルをとりました。 スペインのコーチ陣にはかつて、日本代表でも活躍されました藤木麻祐子さんがいます。

戦後最多、11個のメダルを獲得した競泳日本。 まず1コース日本の鈴木聡美から登場です。 フェルプス、銀メダル松田、銅メダル!1コース、立石諒初めてのオリンピック決勝。 ギュルタ金メダル、世界新記録!2着、銀メダルはジェイミソン。 鈴木聡美、銀メダル。 やりました!鈴木聡美、銀メダル獲得。 ロクテを倒せるかロクテに迫れるか日本の入江陵介。 3大会ぶりのメダルを目指します日本。 オーストラリア、アメリカに食らいついていきたい日本。 銀メダリストをとらえる形で日本は2位で鈴木聡美が飛び込んでいきました。