黒柳徹子:さあ、今日は親子でご出演いただいておりますが。 今、歌の、なんでしょうね、練習中っていうか、お母様とご一緒にコンサートにお出になったりして。 お母様、歌手の研ナオコさんでいらっしゃいます。 研:今、アメリカの方の大学へ行っております。 左側の紺のセーターが今日のお嬢様ですよね。 もう、来年卒業ぐらい?大学ね。 ハモリは私は全然出来ないんですけど。 多分、本人が特別、ハモリが苦手なだけで、普通です。
黒:「でも、あなたはあれなんでしょ?今、こうやって本当に陽気でいらっしゃるけど、お子さんの時に、なんか、応援団長もやっていらしたんですって?学校の時」研:「はい、やりました」黒:「男の子みたいにやっちゃうわけ?それじゃあ」研:「好きなんですね。 黒:でも偉いのは、研さんは学校の行事を優先しましたから、1年間の子どものいろんな…、なんていうんだ、学校の行事を…。 運動会で、お母さんが来て、なんかやったりしたんだって?綱引き?ひ:毎年、綱引きに。
幼稚園から小学校、ずっとお弁当なんですね。 研:それで幼稚園の時に、2人分を、こう作ってたら、倒れたんですよ。 ドーンと倒れたら、主人が、「もう…、もういいよ、お弁当作んなくていいから、もうね、幼稚園休ませるから、お母さんも休んで」って言われて。 橋本病っていう…。 これはまずいっていうんで、娘を連れてって診てもらったら、やっぱり、その橋本病で。 黒:橋本病だったの?ひ:あれ?橋本病…。 研:うん、橋本病なの。 ひ:違うんじゃない?橋本病ではないと…。 研:橋本病なんだけど、そこに…。
それだけど、ちょっとした…、お嬢様ね、お母様、ご存じないかもしれないトラウマがあって。 一緒にテレビ局なんか行ったりなんかした時ね?結局、本番中に、「ほら、おいで、おいで」って言われて、映されるっていう、なんかもう、いつも嘘つかれてたみたいな…。 黒:子どもたちに、いろんな習い事をさせる時に、いつも、お弁当の時も全力投球だったのと同じように、子どもが何かを習うっていう時は「私もやる」って、あなた、いつも、そうだったんですって?研:そうですね。 一番最初は、小学校の時に、スキー教室っていうのがあって。
じゃあ、北海道行こうっていって、北海道行って。 研:すごい広いゲレンデで、結構安全なところね?すごくいいところで、そこで初めてスキーを…。 黒:道着を作ったっていうから、何?剣道?研:空手。 研:空手はですね、やっぱり私の子どもっていう事で、結構、お兄ちゃんの方がね、自分を守る何かを持ってればいいんじゃないかと。 「勉強とか、やらなくても大丈夫かな?」。 「うん、大丈夫、大丈夫」「じゃあ、いいや」。 ランドセルの中、絶対、私たちは開けないです、勝手に。