黒柳徹子:はい、これは38年前、『徹子の部屋』が出来た年においでくださった時の今日のお客様。 本当にイケメンで、格好のいい若者という感じでしたけど、それから、もう38年経ったわけで…。 そして、5年前には、ご一緒に芝居の共演もさせていただきました。 草刈正雄さん、今日のお客様です。 ニール・サイモンの、本当に、本当に渾身の芝居でね。 おかしいんですけど、私は、リリアン・ヘルマンっていう、『ジュリア』っていうのを書いた作家なんですけど。 ダシール・ハメットっていう、ハリウッドきっての脚本家で。
そのお嬢さん、最近、モデルにおなりになったんですって?」「ちょっと、スタジオにいらしてるんですけど、もうプロにおなりなので、いいかな?ちょっと…」「お父様、そこから見てると、格好いい?」草:「アハハ…!」黒:「何?ダメ?」草:「全部否定するんですよ」黒:「どこがダメ?」草刈麻有:「なんか変」黒:「なんか変?」草:「家と随分違う…」黒:「お家にいらっしゃる時と違う?今日は、よそゆき?」草:「アハハ…」黒:「でも、どうですか?モデルのお仕事は面白い?」「好きなの?」麻:「はい」黒:「でも、大人の中に入って仕事
ちょうど、今年が銀婚式になるんですけど。 でも、25年だったら、あれね、銀婚式だから、なんかプレゼントとか?草:そうですね。 僕、「え!もう25年?銀婚式?」って、草:でも、詳しく彼女に聞いてないから、わからないんですけど、実は、結婚式したかっただとか、何々したいって言うのかもしれませんけど。 あのね、外国なんかでもあるんだけど、25年ぐらい経ってから、銀婚式ぐらいになってから、そういうの楽しくて。
奥様にしてみると、大変だったでしょうからね。 黒:3人のお子さんは、あなたの事を、正雄って呼ぶんだって?草:そうなんですよね。 黒:奥様は?草:坊主は、やっぱり、名前で…。 娘たちも、僕の事は、3人ともそろって、正雄って言うんですね。 じゃあ、奥様が、正雄っておっしゃるわけじゃないのに、子どもたちが正雄って言う。 草:正雄、正雄って。 どこからきたんでしょうかね?黒:それで、あなたは、九州男児なもんだから、怒ると、すごく怒ったりするんだけど、そういう時、子どもたちは、一致団結するんだって?すごく。
終わって、お母様が、全部片付けるっていうやり方、ちょっとおかしいですもんね、やっぱりね。 でも、まあ、そのお母様は、どうして、あなたと一緒にいらっしゃるかっていうと、あなたは、初めて来てくださった時は、お一人で東京に出ていらしたお話してらしたけど、そのあと、お母様を東京にお呼びになって、一緒に暮らしてらしたんですってね。 だから、奥様をおもらいになった時は、もちろん、お母様もご一緒でいらした。
でも、お母様は、随分お元気で、あなたの成長を見守っていらしたんですけども、随分、いろんなご病気、最後の方で。 だから、やっぱり、どっちを取るっていったら、やっぱり、お母様、あなたとか孫とか、一緒にいらっしゃったのが楽しかったんじゃないですか?だって…。 黒:お母様と?何歳でいらしたの?お母様。 まあ、ご家族はいらっしゃるでしょうけど、お母様いらっしゃらなくなったっていうのは、どうでしょうね。 あなたにとっては、どんなに感謝しても、感謝しきれないお母様でしょうからね。