徹子の部屋

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この番組のまとめ

本当にお話も面白い堀文子先生です。 黒:この頃、95歳におなりになって、ちょっと絵描きに向いてるかもしれないと思ったとおっしゃってらっしゃる堀文子先生、今日のお客様です。 寒いですか?後ろにある『アフガンの王女』なんですけど、先生、お描きになった。 非常にアフガニスタンの事を憂いている王女なんですけど、後ろの方に、ちょっと、こう、アフガンの家が崩れていって、本当に、みんな、泥のような家に入っていたんでね。

ここにきて、先生、キレイなお花を…。 お家のお庭に…、先生、大磯に住んでらっしゃるんですけど、お庭にある草花を観察なさって。 黒:でも、先生、昔、東大にいらっしゃって、農学部の先生がおっしゃるものを全部、スケッチなすって、お描きになっていらっしゃったんですよね。 この白い花は、先生、なんの花なんですか?ドクダミ?ドクダミ?堀:ドクダミでございますね。 黒:ドクダミ。 ドクダミって、こんなキレイなんですか。

先生のお家のお庭の、言ってみれば、雑草みたいな感じなんですけど。 で、先生、ちょっと、話が突然なんですが、先生、今、首回んないって…。 先生、ほら、こう、紙切って。 黒:ちょっと、色なんかはいろいろ変えてらっしゃるそうで、先生の独創的なものが入ってるんですけど。 先生、この…、すごい!堀:これも、やっぱり、そういう民芸品でございましたけどね。 この先生、オレンジ色の花は?堀:これはね、『檜扇水仙』っていうの。

まあ、わたくしも、自分が終わりに近づきましたので、黒:先生のお庭の…、大磯のお庭にある、名もなき花っていうか、草みたいものを今、描いてらっしゃる。 黒:でも、先生は軽井沢にも住んでいらしたし、フィレンツェにも留学してらしたんだけど、そういうところで、いろんなもの、ご覧になっても、やっぱり、見た事もないとお思いになるような花?堀:そうでした。 でも、先生、こういうの、この頃、何時頃に描いてらっしゃるんですか?堀:わたくしはね、絵を描くのが、まだ怖くてね。

黒:でも、お母様は、お姉様にも、先生にも、結婚なんかしないでっていう風におっしゃってらしたんですって?堀:まあね、母はね、どうも、今、わたくしが考えますとね、結婚はしくじったと思ってたんだと思いますね。 黒:でも、お母様は、1回も、だんな様の顔を見にいらした事ないんですって?堀:わたくしが結婚したいって言った時に、「あきれ返ったもんだ。 黒:ご本ね、村松さんの『極上の流転』お読みになると、本当にお母様って方は面白い方だってね。