黒柳徹子：これは小学校の入学式の時のお写真です。 これをご覧になって、「あら、懐かしい」っておっしゃるんですから、まだお若いんだと思いますけども、今日のお客様、大活躍の堀北真希さんです。 意外と自分が着替える、衣装チェンジをする時間が短くて、それが結構、緊張しました。 堀：一番早いと１分とかで、お洋服とヘアメークとか実はね、私、史上最年少で『紅白』の司会した時がね、同じ年だったの。
で、私、マイクのとこ行って、なんかお話ししてるんですけどね、まだ仕事始めて数年でしょ。 それで、お話っていっても、大した事出来なかったんですよ。 生放送でしたしね、磨かれました。 堀：そのお話を聞いてると、全然違いますね、今と。 時間も長いですしね、生放送ですしね。 食堂のシーンは、まとめて撮っちゃうんですって？なんか、何日分も。
最初の頃は、ロケの日もあったんですけど、だんだんロケも少なくなって、ずっとスタジオにいたので、外の様子が全然わからなくて。 黒：さっき一番最初に拝見した写真は、小学校に上がる時の写真ですって？堀：はい、小学校の入学式の時の写真です。 私は、小学校に入る時の写真見て、懐かしいとは思いませんね。 でも、お友達にはなりたいなと思ってるの？堀：友達とみんなで遊びたいなっていうのはあるんですけど、なかなか、自分から人に話しかけたり出来ないような性格でしたね。
堀：本当に不思議です。 黒：当時のお友達、不思議って言う？堀：今でも多分、私の周りの友達はちょっと不思議がってると思います。 いきなり、畑の真ん中で、あなた、スカウトされたっておっしゃらなかったっけ？堀：まあ、そうですね。 黒：東京のご出身ですよね？だけど、畑の真ん中でスカウトされたっていうのは、すごいおかしくて、私。 そのスカウトした人も、どういう風に、あなたをずっと見張ってたのかなと思うんですけどね。
黒：今も自分で作ってるの？現場にたまに持ってったりとかします。 あなた、お家にいらっしゃる時は静かに暮らしてる人なの？それともバタバタ走ったりとか？堀：あの…、全然、自分では気付いてなかったんですけど、最近、家族に言われて気付いたんですけど、足音が結構うるさいみたいで。 いや、もう、本当恥ずかしいんで、拝見してなかったんですけど、さっきそこに立っていた時、横から見たら、あなた、本当に鼻の高い方なのね。 抵抗…、反抗期っていうのかしら。 小学校高学年とか、中学校の時とか。
お友達も、あなたの方が先に、社会に出てらっしゃるからね、教えてって、きっと言うと思うんだけど。 それが『麦子さんと』。 堀：はい、『麦子さんと』という映画です。 『麦子さんと』。 小岩憲男：「何年も連絡なかったのに、今更、一緒に暮らそうなんて」赤池彩子：「よろしくね」「一緒に生活したらその分、楽になると思うんだけど」小岩麦子：「はあ？」「はあ？にゃにゃにゃ、にゃんで私が？」「あんなやつの事、好きになるわけないじゃない」堀：アニメが好きな女の子。