相棒セレクション 相棒10 #3

戻る
【スポンサーリンク】

16:04:44▶

この番組のまとめ

「10代で器の会の主宰浅沼幸人に師事」「23歳で第一歌集を発表し一躍歌壇の脚光を浴びる」「その後話題作を続々と発表して受賞歴を重ねる一方2003年器の会の主宰を引き継ぎ活躍を続けている」杉下さんすごい人知ってるんですね。 コーヒーカップの指紋は?カップにもインスタントコーヒーの瓶にもスプーンにも桐野の指紋しか残っていなかったと聞いたわ。

ところで例えばなんですが当時桐野さんの周りに彼を恨んでいたような人はいませんでしたか?えっ?いやぁいまだに彼女はあれだけの美人だ。 あの頃下心抜きで彼女に接していたのは浅沼先生くらいでしたね。 浅沼先生は人格者でしてね。 ところで今日は亡くなった桐野孝雄君の事でいらしたそうですが。 実は当時見つからなかった毒の容器がつい最近桐野さんの文箱の二重底から見つかりまして。 当時桐野さんの周りにはトラブルはなく高塔さんと桐野さんは深く愛し合っていた。

私はショックでお腹にいた桐野の子を流産して入院していたの。 無論周りの誰も知らないような理由…つまり桐野さんと犯人しか知りえない理由で殺された可能性も否定できません。 ただもう1つだけ浅沼先生がなんのために桐野を殺すの?それに私の人生に男性がたった2人きりだなんて寂しい事言わないでちょうだい。 その2人の証言で桐野さんが亡くなった晩下宿屋に出入りした人間はいないとわかったんですな。 杉下さん僕思うんですけど桐野さんが1人だった以上やっぱり彼の死は自殺だったんじゃないでしょうか。

無害?一体どういう事でしょう?おそらく高塔織絵さんはこの青い小瓶の毒をあらかじめ無害な液体に入れ替えておいた。 もちろん高塔織絵さんにはそうするだけの理由があったという事です。 それが高塔織絵さんの死の謎を解く鍵なんです。 私は彼女の才能を卑俗な結婚生活にうずもらせないために桐野君を殺した。 あなたはひょっとして42年前から高塔織絵さんを愛していたのではありませんか?そうだ。 彼女はその苦しみをすべて歌に注ぎ込んで圧倒的な才能を開花させた。