そのような場所に巨大防潮堤が3つも造られるというのだ。 だというが一体なぜこんな計画が生まれたのか?こうした防潮堤問題に地元漁業のまあ県のほうは命と…。 まず臼井さんこの防潮堤問題っていうのはこの番組でも前にも取り上げたんですけれどもちょっとご説明頂けますか?やっぱり防潮堤は必要なところと必要じゃない場所ってあると思うんですね。 …っていうのともう1つ前臼井さんとお話ししたのは防潮堤にかけるお金を使うんだったらむしろ街づくりですぐに避難出来る道路構成とかマンションのつくりとか。
つまりここに防潮堤があるのにここにも造ろうっていう事なんですね?そうですねはい。 宮城県石巻大川地区の濱畑幹夫氏が住民不在の復興に疑問を呈す。 防潮堤が建っちゃったら潮の流れもそれから海の状況も全部見えなくなっちゃうっていう事?そもそもねあのね申し訳ねえけど…。 あっいいか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?今おっしゃっていたように海が見える見えないっていう問題さっきの14.7メートルの防潮堤もそうですけれどもこれは大谷海岸9.8メートルの防潮堤ですね。 防潮堤が赤いところまで建てられるって事ですね。
国はその広大な農地で再び農業が行えるよう復旧作業を急いでいる。 大川地区は兼業農家が多くそのほとんどが農業以外の収入に頼っている。 海水に3年ものみ込まれたままの大川地区の農地。 そんな大川地区の農家の声を国に届けるべく…。 私たちが聞いてたのはですね被災直後の特にアンケートでは9割の人がやっぱり続けたい自作したい。 受託生産してほしいっていうのが一番多くて75パーセントぐらい。 平成23年の6月のアンケートですとね受託生産で続けてほしいんだという声が届いているようで県にですね。
濱畑さんが協議会長なんだから協議会長が9割やる気ないって言ってるんでしょ?日本には農大っていうのがいっぱいあるんだから海水があれだけ浸っちゃったとこでも土地をもしね被せて農作物が出来るかどうかのテストぐらいはやるべきじゃないの?それをやってもしこのように私たちの技術で出来るから皆さんこのような技術でやってくれっていうのはわかるけど。 やっぱりさその政治家っていうのはちゃんとあの…もう足掛け3年3年過ぎるんだから常時ねその地域に一緒に生活して震災者と生活して判断する人がいないと駄目だって事なのさ。
あと県とか市町村のレベルの話だと片山さん…それは国の立場だからですけどやっぱりみんな相当疲れてるし相当頑張っているんだけれども…。 国会議員が行けないんであれば地方議会議員も含めて。 足りない!足りない?私宮城選出じゃないのに十何回行ってるけど宮城選出の人が行ってないのが問題なのよ。 先生方来てもですね県と市に案内してもらうんじゃなくてやっぱ来たら民間団体とか民間の方々のところに行って…。
このあと3年目のフクシマに起こった新たな問題原発事故で今も避難を続けている方々はおよそ13万人にも上ります。 彼らがふるさとへ戻れる日は一体いつになるのか?先の見えない仮設住宅暮らしが続く中避難住民の間である問題が起きているという。 この町には富岡町双葉町など福島第一原発付近の住民が原発事故から逃れるべく避難してきている。 一方同じいわき市内には原発事故ではなく津波の被害で仮設住宅暮らしになった地元の人もいる。 徐々に広がる避難住民と一般市民の間の亀裂。
それも一つの方法なんですけれどもどういうコミュニティを作るかっていう具体論になった時にかなり難しい事が起こります。 ある一定の地域にコミュニティを作ったとしたら悪い考え方でいえば差別されるかもしれない。 だから具体的に言うと仕事とか教育の部分とかあとセーフティーネットとかの部分にいかに重点を移していくかっていう事が必要なのにそこが足りてないっていう現状がこういう問題に表れてるんだっていう捉え方をしてほしいと思いますね。