黒柳徹子:こちら、俳優座、花の15期生という事で、本当に、どの方も大ご活躍でいらっしゃいます。 高橋長英さん、今日のお客様です。 夏八木さんは文学座の研究所で同期生なの。 黒:まあ、でも、本当に、もともとは、おうち、随分、弁護士の方が多い、おたくは。 黒:3代目の弁護士になろうとはお思いにならず?高:無理やりね、そういう法科に入りましたけどね。 上智大学の法学部にはお入りになったんですものね。 黒:でもさ、上智大学って、あそこ、土手があるじゃないですか、四谷の土手。
黒:「でも、あなた、あれなんでしょう?」「俳優座の養成所に、なんか、入所式っていう日に、いい女いないかって探してたのは、あなたでしょう?ねえ」高:「そう」「僕は、スポーツカーに乗れて、お金もいっぱい入って、それで女の子にモテると思って、やったんですよ」黒:「俳優になればね」高:「そうですよ」「ただ、現実は全然違いますけどね」黒:「でも、とにかく、俳優座養成所の入所式っていうんですか。
でも、あとで聞いたら、小野武彦君なんかもやってたんだけど。 黒:小野武彦君。 「俺、マージャン出来なかったんだけどだって、小野武彦さんっていう人も、今でも、ちょっと、善良な人に見えるじゃないですか。 黒:小野武彦さん、ちょっと映してください。 黒:でも、本当に、向こうから、夏八木さん、村井國夫さん、今の小野武彦さん。 黒:小野さんと地井さんと後ろに夏八木さんがいて、あなたがいらっしゃって。 だから、なんか、小野武彦君なんかと話すんだけど、「なんか、まだ生きてるみたいな感じだね」なんてね。
高:だから、夏八木君にしても、地井君にしても、一番最後までね、生きそうな感じでしょ。 でも、なんか、夏八木君も、ごはん、なんか、喫茶店で一緒に食べたりしたんですって?最後の方で。 鎌倉にブンブンってね、紅茶専門のいい喫茶店があるんですよ。 そこに、最後に、小野武彦君と、「どうも、パパは調子がおかしいらしいから、ちょっと会いに行こうよ」っつって。 それでね、僕たちは紅茶だったんだけど、彼はね、チキンカレーなんか食べたんですよ。 「夏八木さん、チキンカレーですか?」っつって。
高:言ってみれば、赤木圭一郎に憧れて、入ってきたみたいなやつですけどね。 赤木圭一郎に。 だから、頭の毛も、あんな、赤木圭一郎さんみたいにしてたのかしら?こんなボサボサ。 高:うーんとね…、あ、夏八木君も行ったな。 僕と小野武彦君と夏八木君と行きましたね。 黒:夏八木君は、亡くなってから、4~5本、出たんですもんね、映画やなんかがね。
それで、孫も、よく泣くんですって?」高:「泣きます、泣きます」「うちの今の赤ちゃん、特別…」「うちの子、あんなに泣いたかどうかね?」「あんなに泣いたんですかね?」黒:「元気に泣くの?その女の子が」高:「元気です、元気です」黒:「元気で泣くのね、じゃあ」高:「でかいんですよ、声が」黒:「“あー!”って泣くの?」高:「泣きますね」黒:「面白い」黒:ハハハ…、なんて…、本当に、孫の…、なんていうんですかね、自慢…、馬鹿話。
黒柳徹子です。 これまでより一層豪華で、楽しい放送を目指して頑張ります。 黒:随分、年相応の映画、お撮りになったのね。 高:年相応か、年よりか、ちょっと上…、体がね、ちょっと悪い分、なんか、もう少し老けてるような感じもしますね、役的にはね。 高:これはスタントマンですけどね。