ここキジュソンはいくら攻めても勝負がつかぬゆえしばし攻撃はやめる。 ですが蒙古軍の本陣はまだキジュソンにあるはずです。 今のところまだキジュソンは頑張って戦ってくれていますが他の城から勝利したという知らせはありません。 確かに精鋭をかき集めて出発したテ上将軍でさえトンソルリョンでかなりの痛手を負った。 いったいコリョ軍は何をしておったのだ!?それはどういう意味だ?我々は蒙古軍の相手にならないということです閤下。
~大元帥が送った通告文は読んだであろうな。 はい副元帥。 はい副元帥!コイツらをつまみ出せ!はい!ああのお待ちください副元帥…。 キジュソンにおられる大元帥に伝令を出せ。 大元帥コリョの官吏が来ました。 誰だ?ここから若干遠いですがインジュという村のシンギトリョンが降伏をしたいと。 大元帥のサルタク将軍様にホン・ボグォンが家臣としてご挨拶いたします。 それでこたびも私の管轄下にあるインジュ村の民1、500戸を大元帥に捧げます。
一部の先発隊はナムギョンそしてヤングァンドのチョンジュまで侵攻している。 サルタク大元帥が私に高麗軍民万戸の職位までくださいました。 我々がケギョンへ入り必ずや降伏文を受け取ってまいります。 軍隊は皆はるか北の地で蒙古軍にやられ全滅してしまいました。 今は確かにやむを得ず蒙古軍を助けてはいるが降伏しろと大声で叫んでいたそうじゃないか。 それまでにヤツらが降伏の意思を見せない場合は副元帥であるこの私が行動に出なければならん。 こちらのミン・ヒ殿とソン・グクチョム殿がピョンジュにいる蒙古軍を訪ねてきた。