奥さまは魔女 #140「タバサのピアニスト騒動」

戻る
【スポンサーリンク】

奥さまの名前はサマンサ。 ほうきに乗った魔女の親戚でもこんなタチの悪いのは初めてだ!ほうき!?サマンサ!こんなとこにはこれ以上いられないよ!私はそんな古い魔女じゃないんだから!ピアノあなたにプレゼントする気よ。 タバサがもう少し大きくなったらピアノくらい僕が買ってやる。 それはできない相談かい?そんなことないわピアノのレッスンなんて簡単よ。 サマンサ・スティーブンスかね?ヨハン・セバスチャン・モンローさん?そうだ私を呼ぶときはモンロー先生と言うこと。 サマンサ君のピアノの教師です。 私サマンサの母ですわ。

サマンサ君このお子さんは天才少女だ。 わずか4歳でレッスンも受けずにすでに名人芸の域に達しとる。 あんたのレッスンは当分休む。 昼寝は取りやめ!これからは勉強ひと筋に生きることだ!1回10ドルのレッスンをそんなに続けてもらっちゃうちは破産だ!コンサートの旅が始まるまでレッスン料はいただかなくて結構です。 早まって芽をつんではいけないよ!天才少女万歳!万歳!あら…困っちゃうわ。 天才少女目下入浴中。 何の口実?例のヨハン・セバスチャン・モンロー大先生を追い出す口実さ。

才能があってコンサートピアニストになりたがってる子供ならきっとたくさんいるわ。 汝ピアノの天才よ。 ユニバーシティー高校?じゃあ高校生なのかしら?突然飛び込んでごめんなさい。 僕コンサートピアニストになりたいの。 国際的に有名なオーケストラの指揮者にわざわざ来ていただいたんだ。 こちらはアルフレード・フェラニーニ氏。 フェラニーニ氏がご自身でお嬢さんのピアノを聴いてくださる。 この方に太鼓判を押していただけばもう成功は疑いなし!あの…フェラニーニさん。 こちらは指揮者のフェラニーニさん。