OK被害者は16歳の少年で氏名はマリク・ファラ。 ロス刑事他に持ち物は?楽譜にバスの時刻表着替えとハブラシそれにサンドイッチ。 足跡をたどるとマリクが車に向かって歩き犯人が後ろから迫る。 マリクと犯人はもみ合いマリクがナイフでおそらく脚を刺した。 なぜマリクのナイフと断言できる?ポケットが切れてる。 ハリウッド地区ではゆうべ犯行後犯人が自殺する事件も起こっている。
青はマリク。 Cの2マリクを後ろから撃つ。 まず最初に犯人はここでマリクを捕まえた。 犯人はマリクの背中を撃つがとどめはささずマリクを放置したままで…。 つまり犯人の狙いはマリクじゃない。 マリクはどうやってそこに?マリクのリュックにはバスの時刻表が入ってました。 バス停はここから1.2キロ離れていますが都市交通局に問い合わせたら運転手がゆうべ10時頃にマリクを降ろしたと証言しました。 つまりマリクは夜中に1キロ以上も暗い山の中を歩いたことになる。 アンドリュー・シュミット。
いいわ何をすれば?マリク・ファラというアラブ系の少年が今朝死体で発見された。 だが事件解決に不可欠な情報をテイラー警視正は知らない。 そこに任せたら?残念ながらマリクの死でCIAのセキュリティーには重大な穴があると証明されたんだよ。 第二次大戦中は敵は『わが闘争』に影響を受けて人々をガス室へと送り私の現役時代にも多くの人を銃で粛正した。 マリクはファイヤープルーフ作戦にかかわるメンバー全員の実名をコールに向かって言ったそうだ。
でも敵の組織から離れようとする者をCIAに引き渡す仕事はもうやりたくないんです。 おそらくアラーの使徒団は分離プルトニウムをすでに手に入れているはずなんだ。 確かにCIAの人間は情報を盗み秘密を流し陰ながら我々が行えるチャンスだ。 そのマリクの知人ですがアラーの使徒団での地位はどうなんです?わからない。 じゃどうやって捜すんだ?テロリストへの協力者と思われる人物はデータベースに入ってるわ。
なぜってマリクとの待ち合わせに指定した場所はガイドブックには載ってないからな。 あ~プロベンザ警部補とはまだ打ち合わせがあるのよ。 リチャード・ブランチというCIAのLA支局長が私を引き合わせてくれる。 プロベンザ警部補これは危険な仕事よ。 それでリチャードさんはいつLAの支局長になったんです?2年前だ。 ファイヤープルーフ作戦の間も支局長だったことになる。 アンドリューが現れていろいろと質問されるまでね。 アンドリューが動いたのは工作員が死んだあとかと思ってたわ。
イラク侵攻のあとCIAの国内活動対策本部はファイヤープルーフと名付けた作戦を承認したの。 そこで解体されたミサイルの部品をヴォイツキーが売りさばいた。 だってアラーの使徒団がロシアの核ミサイルを手に入れるなんて可能なんですか?これは推測じゃない。 それで私が上層部を説得してヴォイツキーと使徒団の取り引きを監視してたわけ。 そして考えうるだけのあらゆる偵察方法を使って基地からミサイルがベルリンへ送られたことをつかんだのよ。 ミサイルを回収し使徒団の協力者をかなりの数捕まえた。
これはイレイン・ドナヒューの意見ですけどマリクはいえその少年はあなたがでっち上げた架空の人物では?誰も実際には会ったり話を聞いていない。 結局守れなかったでしょ?マリク殺しに関する捜査資料のコピーがあるんですがここにはマリクがどうやってアラーの使徒団の内部にいる情報提供者と連絡をとっていたのかという点については何も書かれていない。 我々が騙されてミサイル取り引きを総動員で追っている間に本物の取り引きはオブニンスクで行われていた…。