宇宙飛行士のトニー君はどうしたことか宇宙ならぬ南海の小島に辿り着いて摩訶不思議な壺を見つけた。 最近読書や書類仕事をやりすぎたんじゃないかね?もう決定したんだ。 しかし私も軍医部長として乗員の適応性を評価する義務があるんだ。 昨日の身体検査でも満点の成績を収めたんですから。 だから閣下が今青信号を出してくだされば続いて準備を進めたいんです。 大佐の決定を覆すようで誠に恐縮なんですがまぁこういうことにつきましては大佐より閣下のほうがずっとよくわかっていらっしゃいますから。
しかしねお前魔女がだよ…。 このことは絶対彼女に言っちゃいかんぞいいか。 万事OKだよ。 でも半年もかかって準備して殿もあんなに期待してたのにガッカリでしょう。 心臓弱いんだから。 私心配で心配でたまんないのよ。 こっちは心臓が心配だよもう…。 昨日や今日生まれた赤ん坊じゃないのよ。 あぁ…あ~ビックリした。 地上勤務だよ。 あぁ…ガックリきたのも無理ないわね。 バイバイ。 消防署に言うぞもう。 今までどこへ?ブラブラ…。 キミがいないとどうにも心配になってね。 殿は何も心配しないで。
一時はほんとに地上勤務になるかと思って悩みましたよ。 う~んそれじゃトニーまたひとつ検眼表を読もう。 あぁベバリーちょっとネルソン少佐のファイルを持ってきてくれないかね?ええいいですわよ。 どこに?OP何だろありゃ?OPO…。 PRIVATE。 だから大佐のその下着もはっきり。 サックハイム大佐。 今度会ったらあいつ殺してやる!殿がX線の目を持ってれば宇宙船に乗れると思ったのよ私。 閣下お耳に入れたいことがあるんです。 閣下今度こそ閣下も驚かれますよ。 あ…あぁベローズ大佐。 ねぇ大佐ぼ…僕は…。