さぁさぁロジャーちょっと散歩に行っといで。 あっロジャーは?ロジャー?ああ来てたろ?あ…どこに?なんだか変だよ今朝は。 ロジャーの声がしたと思ったら今度は犬の鳴き声が…。 ロジャーはどうした?今夜どこへ行ってごはん食べるの?ねぇ彼はどこだ?ダンスもしたいわ。 ロジャーはどこだ?言って。 吠えたのは?ロジャー。 そして早く元のロジャーにさかえすんだ。 おいロジャー?ロジャー?おいで。 ロジャー!どこだ?応答せよ!どういう種類です?ごく平凡な犬なんですけどねそれがあ…ロジャー早く合図しろ。
あ…頼むよロジャー。 どれか知らないけどもロジャーがいたら吠えてくれよ。 第一人間の言葉をしゃべれなきゃ資料をだな…。 計算機にかける資料の整理を犬に手伝わせるのかトニー。 さっきはロジャーと。 あ~ロジャーはどこにいる?どこかそのへんにいるでしょう。 あの資料は6時までにいるんだろ。 どうして?だって殿この犬ロジャーじゃないんだもん。 資料を6時までに閣下の所へ届けないと僕もなめされちゃうんだぞ。 ロジャー。 ロジャー捜したぞおい。 僕はロジャーが欲しいんです。 歳だしそれに病気でね神経痛なんです。
今度はこれと計算か?計算?ああ違います。 あどうするんです?実は閣下と今犬を火星へ打ち上げる話をしてるんだよ。 ロジャーがロジャーが火星へ!ジニージニー。 ただ普通よりはこの…ずっと美人で才能があってさまあそんじょそこらではちょっと見られないだけなんだ。 言いにくいって何だ?ロジャーはプードルだわ。 ロジャーが犬になってんだよ。 何か理由があるのか?これは…ロジャーです。 そうだよロジャー・ロバー。 いいえロジャーです。 ロジャー・ヒーリーです。 僕がこの犬と資料の計算をしているのをお聞きになったでしょ。