急激な電圧上昇とかマシンの誤作動とか爆弾テロとかね。 このとき侵入者がコンピューターを再起動させたりデータにアクセスすると画面にはこれが出ます。 このときいるのがバイオスレベル・パスワード。 それGZT650?GZなに?お宅のケータイ…それってGPS付きの3Gだろ?まだ発売されてないのにどこで手に入れた?うん…もらった。 ヘッドセットとか充電器とかさ。 ブラックリストには?はい。 引っ込んでろ!大丈夫?ん?大丈夫?マックスだ。 それで送信元はどこだ?プロバイダーの記録によれば…。
東館のキャッスルスロットへ。 複数の人間に金融のインサイダー情報がメールで送られているんだ。 最初の人物は大手クレジット会社アクサプリスの重役だ。 2人とも株のインサイダー情報を受け取った。 株価は跳ね上がりそして先週事もあろうに国防総省のIT部門の職員が加わった。 そしてある夜またメッセージを受け取りペンタゴンのサーバーのファイア・ウォールをシャットダウン。 メッセージの送信者は?それが発信元はいつもブランクでトレースできない。
トランクライン3は捕捉不能。 発信源を特定中。 座標特定中。 トランジットトランク・ノードB4最終座標を特定。 追跡システムを切れ早く!中止だ繰り返す中止だ。 発信源はエシュロンだ。 エシュロンって?NSAのメインコンピューターだ。 それじゃメッセージの送信者がNSAの回線を使ってるってこと?そういうことだ。 おいエシュロンが脅威にさらされてる。 いいからすぐやるんだ!NSAはどうするつもりだ?極秘に動くしかないでしょう。 我々が調べてると知ったらNSAが容赦しませんよ。
GPSデータを受信中チャンネルD7作動捕捉不能。 アップグレードしたらすべてのコンピューターにエシュロンを組み入れることができる。 世界中のコンピューターをシャットダウンする以外。 モスクワに行かせてくれるのか?ミューラーなら可能だろうが説得できるかどうか…。 お前が送信者だろ!おい!黙ってろ!空港でマックスを拾ったのもケータイに詳しいのもたまたまだっていうのか?俺はメッセージなんか送ってないよ!証拠は?このシムカードで送信者を見つければすぐにわかることだ!彼の言うとおりだ。
キミにケータイが届く前の晩エシュロンがバンコクの空港で燃料に関するデータを受信した。 誰かがエシュロンにハッキングして傍受したんだ。 でも2台の高額スロットマシンの大当たりを予測するのは無理じゃないか?ブラックジャックも?コンピューターなら簡単。 起動プログラムはありますしファイルシステムもできてますがデータはありません。 数十億ドルかけて開発したプログラムに足が生えて出て行ったという気か!自分の意志で!?何を見てるんだ!?これがその答えさ。 今度は何だ?自分でアップグレード・プログラムを…。