ガイシャは何者だ？ロックンロールのスタージョニー・ボズだ。 死亡時刻はわかったか？待ってください。 つまり死亡時刻はけさの午前２時頃かな。 これは方々から圧力がかかる重大事件だ。 サンフランシスコ市警から来ました。 キャサリン・トラメルさんにお会いできますか？どうぞ。 ゆうべは一緒でしたか？それはキャサリンに聞いてよ。 あなたのお友達はどこにいます？スティンソンのビーチハウスよ。 サンフランシスコ市警から来ましたカランとモラン刑事です。 仕事一筋真面目そのものだ。
ウソだろ！？故マニュエル・バスケスの元婚約者。 世界ランクのボクサーやロックスターと関係したうえに心理学者とは。 その内容はな…恋人に惨殺される元ロックスターのお話だ。 そしてそれを実行したということはそれが病的な脅迫観念にかられたすえの行為であると同時に彼女が優れた防衛本能をもっていることを示唆します。 今度のストーリーは？地方検事補のジョン・コレリですよろしく。 弁護士をよばないんですか？彼女はその権利を放棄しました。 亡くなったジョニー・ボズとはどういう関係でしたか？１年半ほどセックスを楽しんだわ。
あなたはジョニー・ボズを殺しましたか？自分が小説に書いたとおりの方法で人を殺すバカがどこの世界にいるの！？犯人だと宣伝するようなものでしょう。 ただのセックスフレンドだった。 ジョニー・ボズとの出会いは？『ロックスター殺人事件』の小説を書いてたので彼の店に行って言い寄ってすぐにセックスしたの。 ハリガンはついでにベスに作品の心理分析を頼め。 ヘイゼル・ドブキンスと…。 結婚記念のナイフで惨殺。 氷に恨みでもあるのかい？アハハハハ！当時は麻薬課の囮捜査官だった。
じゃあコカインの話は？観光客を２人撃った日はいくらコカインをやってたの？内務課は知ってた。 鍵を置いて出て行けと言ったんだぞ！うるさい！あなた私にそんな大きな口をきけるの！？お前にはなんの借りもない！お前も俺には借りはない！１４～１５回寝たかもしれんがそんなものはクソくらえだ！お互いに義理立てすることは何一つない！あなたってホントに頭にくる！へぇ～じゃあお前も心理学者のカウンセリングを受けて抑圧された欲望を吐き出したらどうだ？俺みたいに優等生になるぞ！ごめんなさい。
ただし結婚記念のナイフではなくてパパのカミソリを使って。 キャサリン・トラメルが卒業したのが８３年なんだ。 彼女そう言わなかった？それはキミじゃないのか？ファッションも真似て髪も染めて。 事件の捜査に関係してたくせにどうして隠してたんだ！何て言えばいいのよ！「ねぇみんな私は容疑者と寝たことがあるのよ」って？女として秘めておきたい恥ずかしい経験だった。 これは陰謀だわ！同期の私が自分と関係したことを利用して都合のいい話をでっちあげて私を容疑者に仕立ててあなたに売りつけたのよ！彼女はキミの過去に気づいてない。
どんな内容なのか実際に見てみなきゃわからんだろうが！それはキャサリンに聞いてる！ウソかもしれないじゃないか！お前も石頭だな！ベスがジョニー殺しの犯人なら大学時代のことは秘密にしておきたい。 だから口をふさいだんだ！バークレーの誰かに確かめたほうがいい！真相はわかってる！キャサリンの言ったとおりだ！すべてつじつまが合う！このバカ！脳ミソまであの女の下半身にいかれちまったかよ！ざけんな！悪いことは言わないあの女やめとけ！男を食いものにする女だ！勝手にしろ！二度目のお近づきのしるし。