この北前船というのは当時、大阪から北海道まで日本海を通るルートで各地の港に寄りながら売買していた船なんですね。 その北前船に関係する人たちが一堂に強くないんですが時期によっては強い風が吹きつけるんですね。 これからまずね、集落向かうのは当時、大いに栄えていた船主のお宅に向かいます。 持ち主だからその商船の、船主っていうのは。 この宿根木集落は佐渡の中でも南の端にあります小木地区にあります。 船主さんの家ってそら立派でしょうね。 これは、ケヤキの大黒柱なんです。
実はですねこれは冷蔵庫なんです。 あ!え?いわゆる、だから天然の冷蔵庫ってことですか?そうですね。 一枚の岩をくりぬいて入り口を作った冷蔵庫です。 人の手でくりぬいて造った冷蔵庫なんですよ。 江戸時代は機械もなかったので人の手でくりぬかれてこういう冷蔵庫が造られたということでそういう職人さんを雇えるということはものすごい財力があったということですね。 そういう船主のお宅というのはこの宿根木集落だけで11軒もあるんですね。