エベレストに登頂したその日同じヒマラヤ山脈の8000メートル級の山ダウラギリで1人の日本人女性が遭難して亡くなりました。 河野さんは多くのメンバーでパーティーを組むのではなくたった一人で自分だけの隊を組むという独特のスタイルで山頂を目指しました。 世界7大陸最高峰を制覇しその後、8000メートル級の山に5つも登頂することに成功した河野さん。 河野さんの残した手記には女性の生きづらさ周囲に自分の限界を決められてしまうことの苦しさが記されています。
仕事も家庭も自分は中途半端にしているともんもんとした気持ちを抱えていた河野さん。 その後河野さんは山の会に入りロッククライミングや雪山訓練など登山に引き込まれていきます。 しかし、登山という自分の居場所をやっと見つけたそのやさき河野さんは思わぬ壁にぶつかります。