２６年前の国鉄民営化で誕生した６つのＪＲという鉄道会社の中でも突出して車両トラブルや事故など輸送障害の割合が高いのがご覧のように、ＪＲ北海道です。 公共交通機関としては何より安全を最優先しなくてはならないのですが線路の保守管理は極めてずさんでＪＲ北海道は、安全意識が徹底されていないことが明白になりました。 国土交通省による事業改善命令を受け会社を挙げて安全対策の徹底した見直しを行っていましたＪＲ北海道。
それは現場の判断であったかもしれないんですが、でも他方、本社のサイドからすると、こうした安全につながる問題、何か欠けているところがないかと、これ、きちんとされているかという目線で、事前にチェックをしていれば、きっと仕組みが作られたということなんですね。 ただ２年前にトンネル内で脱線事故があって、火災が発生して、多くの方が負傷したという事故を起こして、事業改善命令が出され２年前からずっと繰り返し繰り返し安全意識の徹底というんですか、変わってない。
工学院大学特任教授でいらっしゃいます曽根悟さんと共にお伝えしＪＲ四国の場合は線路に徹底的に金をかけて、ほとんどコンクリートの枕木になっておりますし、それから車両についていうと、国鉄が置き土産的に新車を残してくれたのですが、四国独自により高性能なものに全とっかえをしたわけです。