事件は東京・江東区の父子家庭で起きました。 今、父子家庭は急増し全国で22万世帯を超えています。 母子家庭の世帯数がおよそ6倍多いということを加味しても、非常に少なくこのデータから父子家庭が支援を求めることなく孤立しがちではないかと懸念されています。 経済的には母子家庭に比べ余裕がある場合が多いことから見過ごされがちだといわれる父子家庭の問題。 シングルファーザーにはどのような支えが先月、子育てには熱心と周囲から見られていた父子家庭の父親が5歳の長男に暴行を加え死亡させる事件が起きました。
それはこの企業社会の中で生き抜くためにっていうこともあるでしょうし、逆に、自分に対して男なんだから、強くあらねばならないというふうに、そのお父さんが思っていたという、そういうことかなと、そうしますと、して、残業ができる、出張ができる、単身赴任ができるなど、柔軟な働き方ができるということが求められますが、しかし子どものために子育てを優先しようとすると、その部分で無理がくる、あるいは周りに負担をかけているんじゃないかと思ったり、すごく板挟みになっていくという姿の中で、メンタルヘルスも追い込まれていく、そういう
さまざまなこうした苦労や葛藤に直面する父子家庭の父親ですけれども、お伝えしていますように、父子家庭の相談件数というのは、もう一度、こちらご覧ください、平成23年度、142件、これ延べ数ですけども、しかありません。 この数字が、行政などの支援を求めようとしないシングルファーザーの問題の深刻さを物語っています。 去年、父子家庭を支援するNPOが発足しました。 しかし先週、このNPOの催しに参加した父子家庭は1組だけでした。 シングルファーザーになった中本さんが直面した最も大きな問題は仕事をどうするかでした。