礼二さん、じゃあ、まずは枯露柿の里きれいな景色をご覧ください。 来ているのは甲州市の塩山地区。 歴史もありまして500年前の戦国時代にはかの武田信玄公も生産を奨励したというものなんです。 礼二さん、収穫のしかたもおもしろくて今、農家の金丸裕之さんがされていますけれども。 これですね、使うのは金丸家に代々伝わるおっかさみという道具なんですよ。 私ができたら日本中誰でもできますからね。 金丸さんどんな柿がいいですかね?オレンジ色が濃くて大きい柿を狙ってください。 廣瀬さんに食べさせんの?渋柿。
大丈夫ですか?大丈夫ですよ。 結構、糖度が渋柿のほうが多いんですよね。 廣瀬さん、やっぱり渋柿食べてからちょっとしゃべりがあれになっちゃって私がリードしていきたいと思います。 金丸さんのご自宅のほうですので菊地さん、リードをお願いします。 それでもうちょっと熟成をさせてしっかりと熟したやつをこれから枯露柿、干し柿にするというわけなんです。 作業場では金丸さんのご家族の皆さんやっぱり、きれいな枯露柿を…。 金丸さんの妻の美紀さんにも教えていただきます。
美を保つミストサウナみたいなものでしょうかね。 これが硫黄燻蒸といいまして硫黄を燃やすことで酸化を防ぐことができるんですね。 昔からワインとかの殺菌とか酸化防止にもなっている方法なんです。 菊地さん大丈夫ですか?大丈夫です。 こういうのを経ておいしく美しい枯露柿が出来上がるわけです。 枯露柿をたくさん使った枯露柿を天ぷらにしたんです。 これね、枯露柿刻んだやつです。 枯露柿を割って中にゆずを巻いて巻きずしみたいに巻いたものですとか。