今日は宮城県の内陸部にあります栗原市若柳にまいりました。 若柳は水運で栄えてきた町なんですが川を舟で行き来するから水運で栄えたんだそうです。 町を流れるこの迫川を中心に若柳は水運と商人の町として栄えてきました。 宮城県を南下して太平洋に注ぐ、この川を通じて町は江戸などの都市とつながっていたんです。 そしてもう1つおめでたい席といえば結婚式じゃないですか、勝俣さん。 なんかあるんですか?結婚式用のものが。 これが、結婚式のお祝いのお膳なんですが若柳の伝統的なものなんだそうです。
若柳には、かまぼこ以外にも水運によってもたらされたものでそして花開いた産業があるんです。 現在は、当時の蔵の雰囲気を残したままほら、ジャズ喫茶に生まれ変わっているんです。 現役の織機としては日本で一番古いといわれています。 水運で栄えたということなんですがここ若柳で一番重要な品物だったのがやっぱり宮城、米どころです。 勝俣さん、後ろでちょっと音が聞こえているかと思いますが米粉を作っている工場後ろなんですよ。
まず、最初にねっけ豆というものなんですが勝俣さん、多分見たことないんじゃないですかね?砂糖で甘く味付けした米粉の中にゆでた青大豆をあえたものなんですね。 ただ、ずんだよりも、さらに珍しい、内陸栗原でのごちそうを用意しております。 これはですね実は水田などにいるある生き物を粉末にしたものが使われているんですが勝俣さん、これなんだと思いますか?ゲンゴロウですか?そうくるとは思いませんでしたね。 勝俣さんふすべるということをこちらの方言でふすべるというのでふすべ餅という名前がついているんですね。