ソチオリンピック(中継)◇ジャンプ 男子ラージヒル・決勝

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この番組のまとめ

ですから、試技がキャンセルになったことは選手にとっては影響はないとは思いますがとにかく、風が強いということはやっぱりジャンプの選手にとって非常に気を使うところです。 最近ではウインドファクターといいまして風の影響での有利、不利を補正するシステムウインドファクターというのが導入されていますがそれをもってしてもかなり差が出てしまうかもしれないという。 しかも、このジャンプ台は非常に向かい風と追い風の差がずいぶん、ありますからね。

葛西と、伊東大貴選手が下川町ですもんね。 もともとはノルディック複合の選手でしたが高校生のときジャンプの実力を買われジャンプに転向しました。 公式練習でも竹内が130mを出すジャンプをしてくれました。 高校はフィンランドにジャンプ留学していました。 そしてノーマルヒルは出場しませんでラージヒルからとなった伊東大貴です。 やはりラージヒルを飛ぶと伊東大貴がすれすれに、低いフライトで下川商業高校の出身。

初めのほうの出場選手はまだ今シーズンのワールドカップポイントを持っていない選手です。 改めまして解説は長野オリンピックのラージヒル銅メダル団体の金メダリスト原田雅彦さんでお伝えしています。 80年のレークプラシッドオリンピックでは八木弘和、銀メダルがありました。 94年のリレハンメルオリンピックでは目指すことになります。 そして、もう1つ風の影響をポイントで補正するシステムウインドファクターがあります。

ジャンプの選手は。 少し風の影響もあったようなジャンプでふわふわ飛んで125mのK点ジャンプ。 2回のジャンプの合計ポイントで争います。 ヒルサイズは140mというジャンプ台です。 飛べば飛ぶほど左の壁に近づいていくというジャンプですが。 曲がることによって自分のジャンプは距離が伸びるんだというふうな自信の表れです。 飛距離点はK点から1mごとに1.8ポイントのプラス。 しかし、風が強くても向かい風でも、追い風でもジャンプの内容は変わりませんから。

非常に何かロシアの選手は気持ちが乗ってきてるというか飛ぶたびにいいジャンプをするようになってきていますね。 選手はヘルメットをかぶって耳はふさがっていますが原田さん、聞こえるんですか?スタート前に歓声は聞こえます。 日本の最初の選手となります。 アメリカのフェアロル。 この選手からワールドカップでポイントを獲得している選手です。 最終的には1回目と2回目の合計ポイントでメダルを争います。 原田さん、ここまでのトップの選手でどのぐらいが必要だと考えますか。

ワールドカップポイントの少ない順実績の小さい順なのでこのあとにどんどん強い選手が出てきます。 日本の清水礼留飛が21番でスタートを切ります。 ジャンプに有利不利が出ますのでポイントで補正するというシステムがあります。 21番スタートで清水礼留飛が今、スタートゲートの辺りで待っていると思います。 そしてジャンプ競技で不思議なところがあるんですが強い選手のときはいい風が吹くというのがありまして。 21番の清水礼留飛です。 この132mを見て次が日本の清水礼留飛。

122.2ポイントで日本の清水、トップに立ちました。 トップの選手はこのあとリーダーボードで非常に日本チームに勢いをいつも与えてくれて非常にいいジャンプでしたね。 清水に代わってトップのデシュヴァンデンです。 8年前にワールドカップ総合優勝もある実力者です。 同じフィンランドのコイヴランタ。 このコイヴランタは元ノルディック複合のワールドカップ総合王者。 今シーズンはジャンプでワールドカップ初優勝を果たしています。 130.9ポイントでトップに出ます、コイヴランタ。

ワールドカップでも3勝している選手。 不利な追い風を受けるとウインドファクターという風の影響をポイントで補正するシステムで今、非常に風の流れが悪いですね。 ジワ、ウインドファクターが10.8ポイントのプラスなのでやはり、不利な追い風が吹いていることになります。 スロベニアは非常に数年前からコンチネンタルカップといってワールドカップより格下の大会にずいぶん選手を送り込んでたくさんの選手を育成したんです。

ジャンプスーツで非常に飛距離が変わるんです。 137m50!タイミングも方向も非常にうまくいきましたね。 ウインドファクター風の影響を補正するためのポイントで補正するシステムウインドファクターが導入されています。 直前のワールドカップでノーマルヒル10位のバンクに代わってのメンバー入りとなりました。 オーストリアのトーマス・モルゲンシュテルンです。 この風の中モルゲンシュテルンです。 モルゲンシュテルン選手ね。 やはり、オリンピック金メダリストをしても表情はどうですか。 7度目のオリンピック。

原田さん、この辺りの選手のジャンプどのくらいの距離が必要でありどのくらい距離をいくであろうと考えますか。 風の影響を受けなかったとしても38番スタートの伊東大貴は137m50という大ジャンプでした。 途中で、ほとんどジャンプをやめている状態です。 これはきました!ブルーラインまで持ってきたフロイント!ですから冒頭にも言ったようにジャンプの内容は変えないんです。 向かい風だろうが追い風だろうがジャンプの内容は変えません。 ワールドカップ歴代最多52勝のジャンプ。

ですから2回目のジャンプは最後から2人目で飛びます。 なお、日本のそのほかの3人もすばらしいジャンプで2回目進出を決めています。 葛西選手の1回目のジャンプをご覧いただきます。 ここで1回目のジャンプを終えて葛西選手のインタビューが入ってきました。

それと、日本人選手は清水選手から始まってそれぞれが風の条件やそういうものが少しずつ違っていましたけれども内容のあるいいジャンプをしたんじゃないでしょうか。 それと、インタビューをした伊東選手、竹内選手の話もインタビュー、収録してあるのでお聞きいただきたいんですが…。 杉浦さん、こういうように葛西選手以下ほかの3人も非常にいい充実した表情でインタビューに答えてくれましたのでこのあとの2回目、楽しみだと思います。 工藤アナウンサーにジャンプ場から伝えてもらいました。

その16年前の長野オリンピックラージヒルで銅メダル団体で金メダルを獲得されました原田雅彦さんの解説でお伝えします。 思い切って飛ぶだけだという葛西の見事なジャンプが見られましたね。 1回目のジャンプの成績がよかった選手ほどあとに飛びます。 葛西の悲願は日本ジャンプ陣の悲願でもあります。 このジャンプは1回目と2回目の合計得点で争います。 飛距離点と飛型点の合計得点。 飛距離点はK点60点を基準として飛型点から1mごとに1.8ポイントのプラスマイナス。

ジャンプのだいご味だなっていう感じがしますね。 ヤクブ・ヤンダのジャンプ。 ですから選手にとってやはりオリンピックの個人のメダルはそれだけうれしいんでしょうね。 オリンピックになります。 清水は新潟県出身の選手で妙高なんですよ。 非常に妙高がジャンプの育成に非常に力を入れているんですね。 そこで、たくさんの子どもたちも生まれて清水が今、この舞台で活躍すると新潟のジャンパーたちも非常に勇気づけられると思いますね。 いよいよ、二十歳の清水礼留飛。 この段階の第2位です清水礼留飛。

これから、また4年後、10年後見えてきそうなソチオリンピックでの日本選手たちの活躍です。 2mないぐらいの差というところで折り返して、最後から2番目のジャンプを迎えます。 この段階で今現在清水礼留飛が第2位につけています。 だいぶジャンプアップすると思います。 どれぐらい期待しますか?もちろん、ヒルサイズに迫るジャンプをしてほしいですね。 十分ヒルサイズができるポテンシャルがありそれだけの公式練習でのジャンプを見せてきました。

追い風の補正点あるいはゲートを下げた分の補正点もプラスしたトータルポイント。 原田さん、ここからは1本1本のジャンプがメダルかどうかというジャンプですね。 好調のデシュヴァンデンはK点辺りの着地になりました。 フィンランドのコイヴランタ。 続いて27番スタートノーマルヒルの銀メダリストプレヴツです。 1回目は非常に高いフライトができましたがそれもあって、2回目はさらに腰を前に進めて低いジャンプを試みましたね。 ペテル・プレヴツノーマルヒルの銀メダリストトップに出ました。

7度目のオリンピックを迎える葛西紀明。 葛西、悲願のオリンピック個人のメダルは日本ジャンプ陣悲願です。 悲運のエースからメダリストへ金メダルへのテークオフ!いきました!大きなジャンプだ!ビッグフライトトップに立ちますね。 体をいっぱいいっぱい使って少しでも浮力をつかもうという葛西らしいジャンプです。 レジェンド、伝説と呼ばれた葛西が銀メダル、オリンピックのメダルを手にしました!金メダルはポーランドのストッフが2冠達成。 おめでとう、葛西紀明!僕のジャンプ人生の95%以上は負け。

日本ジャンプ陣の偉大なる歴史に1998年の感動の長野オリンピック以来16年ぶりのメダルを日本にもたらしました葛西紀明。 41歳にして手にした初めてのオリンピックの個人のメダル。 元祖かみそりサッツといえば札幌オリンピックの銅メダル、青地清二さんですが恐らく天国から見てらっしゃるでしょう。 最終結果が確定したあとの現地の国際映像もどちらかというと金メダルより銀メダルのレジェンド葛西、41歳を長く撮っていたように感じました。

多くの支援を受けながら多くの応援を受けながら葛西選手、銀メダルおめでとうございます!7度目のオリンピックにして初めての個人のメダル。 葛西選手のインタビューが入り次第お届けしますがまずはここで葛西選手のジャンプ2本とも振り返りましょう。 ということで、改めて葛西紀明選手銀メダルおめでとうございます!7度目のオリンピックにして初めての個人のメダルを葛西選手がとりました。 残りは1人、銀メダル以上確定!やりましたね!長野オリンピックあれ以来、16年ぶりに日本に悲願のメダルをもたらした葛西!最後はストッフです。

ここで葛西選手のインタビューが入り次第お伝えしますがその前に清水選手、伊東選手竹内選手のインタビューをお聞きいただきます。 それと葛西選手をずっと待ってましたね。 本当に葛西選手らしいジャンプだったと思います。 葛西選手がインタビューゾーンまで団体は大会11日目。 こうして日本勢の葛西選手をはじめとする4選手の成績を見ますとこの大会11日目現地では17日に行われる団体。 葛西選手のメダルですが7大会連続7度目の出場の葛西選手ですが個人では初のメダル。

20年前のリレハンメル大会の男子団体で銀メダルを獲得していますが個人でのメダルは初めてです。 あした、メダルセレモニーでどんな状況になるかちょっと分かりませんが本当に楽しみにしています。 金メダルをとって本当にレジェンドと呼ばれたいなと思っていたんですがまだまだ、目標ができたのでその金メダルという目標に向かってまた頑張りたいと思います。 この気持ちが、葛西選手に7回オリンピックに出場させそして銀メダルを見事に獲得させた。