クローズアップ現代「まさかの天井落下をどう防ぐ」

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この番組のまとめ

東日本大震災で相次いだ天井落下。 そのリスクについての認識は希薄で天井についての基準は一切なく東日本大震災では大きな揺れが長く続きこうしたつり天井が全国およそ2000か所で落下し少なくとも5人の方が犠牲になりました。 音楽ホールや映画館など広い空間に多くの人々が集まるような建物の天井は高く天井が高ければ高いほどもし落下した場合大きな被害が出る可能性があります。 ほかにもショッピングセンターや駅、映画館など身近な大型施設の天井が大規模に落下していたのです。

今夜は、天井の危険性についての調査を続けていらっしゃいます、東京大学生産技術研究所教授の、川口健一さんにお越しいただきました。 私たち、天井が落ちてくることを考えもしないで生活をしているわけですけれども、この天井の中を見てみますと、今のリポートにありましたように、揺れによって、支えてるクリップが外れやすかったり、点検がしにくかったりということが分かってきて、怖いですね。 そういったものが最初、小さい建物で始まるわけですが、高度成長広さが200平方メートル以上で、高さが6メートル以上の空間の天井です。

広い空間で天井が高い所で、もしかして天井に危険性が潜んでいるのではないかと思った方々にとって、もう少し簡易に安全性を高める、しかも、環境を維持しながら、やるやり方って、ないんでしょうか?典型的な例としては、落下防止ネット・フェイルセーフと呼ばれるわけですが、というような方法があります。