シリアの隣国レバノンにあるアルカイダの拠点です。 アルカイダといえば同時多発テロ事件などアルカイダの勢力が拡散しヨーロッパからも戦闘員を勧誘していることです。 なぜフランスの若者たちはアルカイダに加わるのか。 母親は、アルカイダが仕事のない若者たちに目をつけシリアに行ったのは皆お金のない無職の若者です。 フランスを含むヨーロッパ全体でシリアに渡りアルカイダに加わった若者は2000人に上ると見られています。
つまりなんか狂信的な人がジハードやってるとか、あるいは、犯罪者が人を殺すためにシリアに行って、そういうことでは、恐らく、あるいはフランスや西欧の社会に対して反発して改宗した人たちなどがそういったイデオロギーに染まる、そして実際にシリアで内戦が行われていますから、その身を投じる場所がある、機会があるということですね。 お伝えしているようにヨーロッパをはじめ、世界各国の若者たちが引き寄せられているのが、シリアを拠点とするアルカイダ系の組織です。
かつて破綻国家、アフガニスタンがアルカイダの拠点だった。 今、シリアがそうなってきたのではないかと見えるんですけれども、ただそれにしても、シリアの内戦が始まって3年で、これだけ急速にアルカイダが、その勢力を伸ばし、しかも統治までできるようになったのは、どんな背景があるんですか?まず一つは、アラブの春という3年前の出来事、シリアは体制が不安定になり、エジプトなどが倒れたわけですね。 例えば2011年の紛争が始まった初期の段階に、アルカイダ系の指導者は、むしろアサド政権、たくさん釈放しているんですね。