ひるブラ「自然の宝庫 函館山を登る!~函館市〜」

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この番組のまとめ

私たちは山頂から少し下った函館山の中腹市民に親しまれている登山道にいます。 そして実は、函館山には貴重な自然がいっぱいあるんですよ。 函館山、一切見えていない状態ですもんね、今。 地表よりも少し気温が低いということで春の訪れも、地表よりはちょっと遅いということで今ぐらいがちょうど春に入り始めたかなというのがこの函館山の今の状況ということかもしれません。 車で中心部から10分ということで函館の朝市であったりベイエリアでおいしいものを食べてからこの函館山に登ろうっていうのもいいかもしれません。

オオカメノキ。 これ、花のように見えている部分これ、実は装飾花というものです。 こちら、オオウバユリです。 こうした貴重な姿に出会えるのが函館山なんです。 こうした美しいお花を毎日欠かさず見る人がいるほど函館山登山はとても人気なんです。 山頂よりも低い位置にあるので函館市街地を間近に感じることができるんです。 この辺りがベイエリアといいまして多くの観光客がいらっしゃるところ赤レンガ倉庫群が見えていますね。 函館のシンボルハリストス正教会を眺めながら運がよかったら、鐘の音を聞くことができるかもしれません。

半島の先端にそびえて三方を海に囲まれた函館山は街と隣り合わせにありながら自然が、とても豊かなんです。 コジマエンレイソウです。 絶滅危惧種に指定され北海道南部のごく限られた場所でしか見られない花です。 街のすぐ近くで自生しているのは函館山以外ではあまり例がありません。 登山道から気軽に見られるのも函館山ならではです。 鈴木さん、この豊かな森一見、豊かな森に見えるんですが実は、厳しい条件の中で木々が育ってきたんです。 なんだろう?函館山というのは安山岩の塊でできているようなものです。