気象庁のレーダーによる解析では、午前4時半までの1時間に、福岡県の筑紫野市付近と太宰府市付近、それに那珂川町付近では、いずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。 また午前6時までの1時間には、国土交通省が広島県安芸高田市に大規模な土砂災害が発生した広島市でも、昨夜から断続的に雨が降り、午前3時までの1時間には、広島県が広島市佐伯区に設置した雨量計で、31ミリの激しい雨を観測しました。
続いて、大きな被害が出ている広島の土砂災害についてです。 夕方にかけて、土砂災害への警戒が必要です。 大雨、そして土砂災害への警戒が必要な状態が続く、安佐南区の八木地区から中継でお伝えしました。 広島市安佐南区です。 土砂災害で亡くなった安佐北消防署の消防司令補、幼い兄弟の命も奪われました。 広島県がこれまでに確認しただけでも、土砂災害が46棟、浸水被害が140棟に上っているということです。 土砂災害警戒区域は、住民に災害の危険があることを知らせ、防災意識を高めてもらうのがねらいです。
きのう、地元の土砂災害の研究者が行った緊急調査に、同行することができました。 土砂災害の危険予知を研究している広島工業大学の菅雄三教授です。 こうした臭いは、土砂災害が起きる直前に感じることが知られていて、崩れた土砂が発する土の臭いや、外へ逃げることができなかった人がいる中で、住宅の2階やマンションの上の階に逃げる、垂直避難をして助かった人もいます。 山沿いの住宅地が大きな被害を受けた今回の土砂災害。
宮内庁が編さんを進めてきた昭和天皇の活動記録、昭和天皇実録が完成し、きのう、天皇皇后両陛下に奉呈されました。 昭和天皇実録は、宮内庁の公文書や側近の日誌など、初めて、すべての内容の公開や書籍としての出版を前提に作られた昭和天皇実録。 西アフリカで感染が広がり続けているエボラウイルスについて、WHO・世界保健機関は、リベリアで未承認の薬の投与を受けた3人の患者の症状が改善して未承認の薬の使用を巡っては課題も多く、WHOでは、来月初めに専門家による会合を開いて対応を協議することにしています。
九州北部はこのあともうしばらくの間、1時間に80ミリを超える猛烈な雨のおそれがありますし、また広島市付近にも、かなり活発な雨雲が、現在かかっています。 お伝えしていますように、前線の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、広い範囲で大気の状態が不安定になり、西日本と北日本の各地で雨雲が発達しています。 気象庁のレーダーによる解析では、午前4時半までの1時間に、福岡県の筑紫野市付近と太宰府市付近、それに那珂川町付近では、いずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。