クローズアップ現代「土砂災害 命を守る避難」

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この番組のまとめ

水位の上昇が目に見える川の氾濫の危険に比べ土砂災害の危険は分かりにくく行政が出す避難勧告が間に合わないケースが頻発しています。 避難勧告が災害発生前に出されたのは僅か1件。 国は4月に避難勧告に関する新たなガイドラインを出し各地の気象台と都道府県から土砂災害警戒情報が出たら避難勧告を出すことを判断するとしましたが広島では、この新しいガイドラインへの対応がまだできていませんでした。 広島市では国のガイドラインが示されたあとも避難勧告の基準の見直しが間に合っていませんでした。

そうですよね、今回のVTRを見て感心しましたのは、よく臭いがするとか、最後のほうで言っておられましたね、臭いがする、音がするというのを聞くんですけれども、これは前兆というよりも、発生情報なんですね。 指示待ちではいけないとはいうものの、行政がこのところの土砂災害で、避難勧告を出せたのは、災害前に、8月では1件しかなかったという。 今、画が出てますけれども、土砂災害警戒判定メッシュ情報といいます。 この5キロメッシュで、この辺りの危険性が高まってですよということを知らせる情報。

土砂災害の危険箇所は都道府県が調査を行い人命に被害が及ぶおそれのある場合はさらに警戒区域に指定されます。 しかし、52万か所ある土砂災害危険箇所のうち、その警戒区域に指定されているのは、3分の2にとどまっていると。