ハートネットTV シリーズ原発被災の地で語る(1)▽避難できなかった人々はいま

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震災直後から私は 被災地の様子を連日 生放送で伝え続けてきた障害のある人 どう対応したらいいのかという事でまず 避難所にいる人は…。 しかし あの時ここに 避難できずに取り残された人々がいたのだった当時 南相馬市は放射能の危険から市内の ほとんどの地域が避難指示区域や屋内待避区域となっていた。 そうすると放射能のリスクを取るのか避難所のリスクを取るのかという。 選択肢は ひどいんですけどもそれでも 避難所のリスクよりは放射能のリスク 取るっていう。

南相馬市の隣町であるここの住民か許可を受けた車両以外はここから先は入れない空気は 一変する。 ここからは福島第一原発が望まれる何か 自分を責めるような感覚を感じてそこから じゃあ何ができるかって何か… 何もできない。 ここの地域は 津波も来ましたしもちろん 地震にも遭いましたし原発災害で 広域避難も経験してる訳ですよね。 災害って それが 全部固まってくるなんていうのはそれは少ない事だと思いますけどもでも 地震はどこであるか分からないし例えば 大規模避難でなくても中規模 小規模の避難ってある訳ですよね。

震災直後 青田さんは支援団体と 行政に掛け合い被災した障害者が どこに暮らしどんな支援が必要なのかリスト作りに乗り出しました。 リストに載っている寝たきりの高齢者や重度の障害者のほかにも避難の際に 支援が必要な人がいるのではないか。 独り暮らしの高齢者や 発達障害の子どもがいる家族などが災害時 取り残されてしまうという事が分かりました。 でもねそうした 経験をくぐってじゃあ 私たちの社会の有り様をもう少し探るとね地域だ確かに そうだと思うんですよ。 今の新しい地域って何って言ったらそれは 仮設ですよ。

あとは 地域の社協とかそれから 自治警備団とかねそういう いろんな人たちがそこに関わる事によって地域の人たちの顔が もっと見えるようになってくると思いますし。 学校関係者も参加する。 それって コミュニティーを再生させる一番 具体的で暮らしの側からの発想かもしれませんね。 だから コミュニティーを作るっていう事は 前提として人を信じるっていうところから始める訳ですよね。 よく聞くんですけど 例えば障害や病も大変なんだけども一番怖いのは 孤立だって自分独りだっていう事がいいチャンスなんじゃないですかね逆に。