徹子の部屋

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黒:大変な舞台美術家、そしてエッセイストでいらっしゃいます。 それで妹尾河童さんは、『徹子の部屋』に32年前にいらして。

奥様も、よくノーともおっしゃらずに。 妹:いや、それはね、ドキドキ、ハラハラする事もありましたけど、そりゃ。 黒:今の奥様は、茂子さんとおっしゃる。 茂子だから、モコって呼んでらっしゃるんだけど、その方は2回目の、実は奥様で。 前の奥様は、お亡くなりになったんですね。 だから、この子のためにも、あなたのためにも、演出家の栗山昌良とか、そういうのが全部集まった、スタッフクラブっていうクラブを作ってたの。

黒:なんか、トイレに奥様が…。 黒:でも、あれなんでしょ?最近の事なんだか知らないけど、奥様に3か月間、夏にお休みをあげます。 妹:お休みなのかね?3か月は、彼女は自由にしていい時間。 妹:行く前にね、「あなたに自立の訓練のために、3か月間、時間を差し上げますから、頑張ってください」って言うんですよ。 自立の訓練のため。 女性の方は、旦那亡くしてもね、ちゃんと自分で飯作って、食べてるもんね。 妹:そのためにね、やっぱり、自立のためにっていうので、一生懸命、作ってるんですよ。

妹:ディレクターが持ってこいって言うから、持ってきたよ。 これだってさ、ディレクターが着てこいって言ったんだよ。 全部、写真撮ったの?黒:そうですね、ちょっと面倒…。 目玉は温泉玉子で、冷たい目玉うどん。 黒:「寿司の酢加減も、自分好みがいい」。 豆腐の味噌汁」。 なんかね、お豆腐のあれ、なんか入ってるんでしょ?妹:あのね、一人飯だからね、周りに人はいないでしょ。 そしたらね、感心したんだけど、色々違うから、同じ冷し中華でもね。

黒:さてさて、この『少年H』なんですけど、これ、本がね、たくさん、ベストセラーで…、随分たくさん売れたんですってね、この本。 三百何十万部。 水谷豊さんっていう方は、奥さんとは、絶対一緒にやらないと思ってたんだって?妹:そうです、そうです。 家庭内オファーが出来ない。 横にいた水谷さんも、ドキッとしたらしいんだけども。 そしたら、あとで水谷さんがね、「オッケーの返事が出ましたよ」。 「事務所から電話かかってきました」。 黒:同じ夫婦でも、同じ家にいても、事務所を通してとか。

「そんな事も知らんのか?」盛:「1931年に出来たそうやから、あんたが生まれた、次の年やね」敏:「1つ下の弟やね」妹尾好子:「大きい弟やね」敏:「キャー!」ナレーション:「これは、あの戦争を生き抜いた名もなき家族の愛と真実の物語」盛:「戦争は、いつか終わる」「その時に、恥ずかしい人間になっとったら、あかんよ」ナ:「『少年H』」肇:「行くで!」黒:蘭さん、おっしゃってたけど、あれ、火のところ、本当に撮ったんですって?妹:そうです。

で、出来上がったものは、やっぱり、なんか…、原作者冥利に尽きるっていう言葉はさ、なんか月並みだけども、本当に冥利に尽きますね。 妹:声高にね、「戦争反対」って言うよりもね、ずっと…。 黒:私ね、東京大空襲の時…、前にもお話した事あるんですけど。 東京大空襲があった、下町行くのにね、大体、電車に乗っていくと1時間くらいかかる遠いところなのよ。 そこの庭で、あの日、東京大空襲の日。