徹子の部屋

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これは、ご結婚式の時のお写真ですけど。 この前は、ご夫妻でおいでくださいまして、黒:俳優、中尾彬さんの奥様でいらっしゃいます、池波志乃さんです。 でも、私、最初に呼んでいただいた時、もう全部、自分で支度して、自分のかつら、かぶってって…。 もう、舞台と同じに、自分で白粉溶いて、バーッと塗って、手もバタバタってやって。 そんな、自前で全部出来たとは、誰も思うまいっていう感じですものね。 黒:でも、中尾彬さんもね、すごくハンサムで、なんか…。 でも、変わってないけど、本当にハンサムでしたね。

でも、あなたは、本当にお母様…、あなたの実のお母様だから、馬生さんの奥様になる方なんだけど。 その方が、本当にすごいお母様だって事が、だんだん、今になって、おわかりになるんですって?池:そうですね。 来年、三十三回忌なんですよ。 池:最後は、病院に入ってまでも、全部、きちっと仕切って…。 池:はい、ビックリするほど、やって、逝っちゃったので、私なんか、なんて自分が出来ないんだろうと思って。

いろんな、まあ、ちょっと、他にもお受けしちゃった仕事があったので、それを全部始末してから手術しないとっていうので、朦朧としてたんですね。

全部、自分のなんだけど、ここにいらっしゃった話は、「なんにも覚えてない」とおっしゃったら、ご主人も、「そうだろうな」っておっしゃったんだって?池:今回、呼んでいただいたっていうので、「なんか、2人で出たんだって?」って言ったら…。 黒:でも、全然、本番中はね…。 硬化性の骨髄炎。 それで結局、そういう、硬化性だとわかって。 だから、先生が上手だったのか、ちょうどいいタイミングで出来たのか、両方なんですけど。

でも、全然ね、リハビリ、よかったんですよ。 池:だからもう、更年期のイライラと重なると、こっちも切ってるので、こっちも手が上がらなくなっちゃうよ、リハビリしないと」って言われたので。 黒:うん、リハビリ。 黒:リハビリ?池:リハビリを。 ただ、それまでも、結構、私、運動したりとかね、踊ったりとかしてたので、自分の出来る範囲で、普通に。 お話しは、全然大丈夫ですもんね。

池:…以外は、もう、全然大丈夫なので。 黒:でも、とにかく、もう、リハビリは、やるって、お決めになったんだけど、そのリハビリも、病院が、ちゃんと、やっていいっていうのじゃないと、いけないんですって?池:そうです、そうです。 もう、とにかく前向きに、気持ちだけ前向きに、先生に聞いて、それだったら、よしって、「こういう風にやっていいですか?」って、こう、なんだろう…、コミュニケーションとって、とにかく、一生懸命、自分なりのね…。 なんでかっていうと、私の場合はですよ、下半身は大丈夫なわけですよ、ここだから。